二日間
また病院にいた

救急受け入れ確認で
初めて言われた台詞
『入院の準備をしてきてください』

古い友達が
朝方､無駄な言葉を一切言わずに
荷物､車庫から車を出すなど
手際良く出発
車中
久しぶりの友達が
痛みを紛らわそうと喋る私の話を
黙ってきいてくれた

本当は
身体の中の和音が崩れ
いよいよ不協和音だけになりかけていくのが怖い

ｵﾍﾟの話
痛み止め点滴
病棟に移動
入院手続き

痛み止め点滴が効きはじめた頃
友達を呼んで貰った
懐かしい顔
昔話が遠すぎて悲しくなる
あのﾀﾞｰﾂ場､まだあるの？
ようやく聞いてみた
友達も痛みから解放された私に安心したのかな？
やっとの笑顔で近況を話してくれた
懐かしい
『また一緒に行きたいね』本心から､そう言った
友達の相変わらずの優しい笑顔で頷く姿を見て､私は意識がなくなって眠ったようだ

翌日
ｵﾍﾟが出来る状態ではないと判断されたのか...
本当に必要ないのか...医師の間で意見が食い違う
予定がひっくり返されて
一時退院
正直
こんな不協和音しか奏でられない身体では､ｵﾍﾟに耐える自信のｶｹﾗも､今の私にはない

この先
どうなるのだろう...
考えれ始めたら
不安の風船が膨らんで割れるだけ
明日は
何かできるかな？
今は
考えることは
それくらいにしておこうと思う


数年前の
違和感感じてた頃かな？
たまには少し元気なにしたい気分です