ﾀｵﾙを敷き､彼女を子供のように抱っこし､背面座位になる｡

手を這うように下に移動させ､ｼｮｰﾂの中へ進めると､普段は里山の林にたどり着く筈なのだが､今は雨季のｼﾞｬﾝｸﾞﾙのようだ｡

湿気が凄い｡

硬くなっているであろう肉芽を迂回し､蜜壺へ向かう｡

肉襞を何回も捲り､円を描く｡

彼女は誘い込もうと腰を動かすが､上手く回避し､焦らし頃合いをみる｡

尿道口を軽く掘り起こすと､甘美な喘ぎをあげ､背を反らした｡

拡張ﾏﾆｱは､指やｱﾅﾙﾋﾞｰｽﾞを入れて弄ぶ人もいるが､私は快感を覚えさせるだけで､拡張はしない｡

尿道口を散々嬲り､片手でﾌﾞﾗｳｽのﾎﾞﾀﾝを外し､乳房を愛撫しつつ蜜壺へ向かった｡

案の定､蕩け出した淫汁はｱﾅﾙまで濡らしている｡

｢声を出すと両ｻｲﾄﾞの車まで聞こえるぞ｣

｢あぁぁぁん……うぐっ｣

人差し指､中指で壺の入り口から入念になぞり､掻き回す｡

｢ぐぐぅぅぅ｣

拳を握りしめ､声を堪えている｡

徐々に徐々に深く奥へ進め､中指で子宮を揺さぶり､押してやる｡

｢あっあっあっ｣

｢ひいぃぃぃ｣

彼女は楽器のように､責め方や場所によって色んな音色を奏でてくれた｡

更に薬指をｱﾅﾙに入れ二穴責めにする｡

｢あっぐぅぅぅぃぃぃ｣

指の間の薄い隔壁を擦り､人差し指を曲げ､膀胱とＧｽﾎﾟｯﾄを同時に責めあげ､登り詰める手前で動きを止める焦らし寸止めを繰り返す｡

｢あぁぁぁ…もぅ殺して…お願いです……ぅぅ…逝っていいですか……逝かせて下さいぃぃぃ……｣

っと言葉を並べた｡

手のひらが生暖かくなり､ﾋﾞｼｬﾋﾞｼｬと音がする｡

軽く失禁したようだ｡

指を曲げ伸ばし､乳首を捻りながら

｢逝け！｣

っと一言言った途端､仰け反り返り､両足が突っ張ったかと思うとｸﾞｯﾀﾘと力が抜け､人形のように静かになる｡

それから２､３分くらいで､彼女の手足に力が戻ってきたのが感じられた｡

｢頭の中が真っ白…｣

そのまま彼女を抱きしめる｡

｢もう何回も逝ってるのに､なんでこんなに深く逝くんだろう｣

｢そこが女性の神秘なところだな｣

もう駄目だとか､止めてと言った先に､本当の快楽が待っている｡

女性も自分が制御出来なくなり､未知の恐怖があるのだろうが､その限界を越えたところに快楽の真髄があると私は思っている｡

事実､何人もが越えているが､麻薬と同じで､本当の快楽を知って求める人と､後戻り出来なくなる予感を感じて尻込みする人に別れる事が多い｡

彼女の場合は前者だが､主従関係がある事によって､安心感があるようだ｡

｢どんなに自分をさらけ出しても嫌わず､愛してくれるご主人様の前だからこそ安心してます｣

｢何も心配しなくていい｣

地味なやり方だが､私の好きな逝かせ方をする事にした｡

そっと包皮を剥き､人差し指を肉芽に乗せる｡

微妙に力加減を変え静かに乗せていると､肉芽と私の指先の脈動がﾄﾞｸﾝ､ﾄﾞｸﾝと判る加減があり､そのままにしていると同調していくのが感じられる｡

｢ぁぁぁなに？不思議な感覚ぅぅ｣

同調すると脈動は微かに大きく感じられる｡

｢………あっぁぁぁご主人様と一つになった……｣

｢そうだな､逝けるようならいつ逝ってもいいぞ｣

少し力を加えると､更に力強い脈動になった｡

ﾄﾞｸﾝ･ﾄﾞｸﾝ･ﾄﾞｸﾝ

｢ご主人様と一体になってるぅぅ…｣

｢そう､一つになった｡今､波の音と重なったな｣

｢気持ちぃぃぃ……こんな事って…初めて…ぁぁ…ぃぃぃ……ｲ…ｲｲｸ…｣

静かに…静かに逝った｡

決して深くはない｡

だが､精神的な満足感の中で一体となって逝った｡

ゆきえの満ち足りた顔がそれを物語っていた……

野外調教編…完