飼い猫 三
暑い日の午後
僕がうつらうつら午睡をしていると
飼い猫がペタリと僕の顔の近くに
横たわり毛繕いを始めた
軒下や草っ原を探検して回ってきたのだろう
入念にピンク色の舌で身体を拭っている
一通り毛繕いをし終わると
さてヘンテコな弟は汚れてないかな?
おやおや 鼻の頭が脂だらけじゃないか
その濡れた鼻を押し当て
汚れ具合を確かめてから
やおらピンクの舌で僕の鼻を
舐め始めた
一 二回なら未だしも
五回も続くと流石に痛い
身体の向きを変えて逃げようとすると
すかさず鋭い爪を鼻の穴に入れられて
引き戻される
ごめん参った降参だ
小さな獣の兄には逆らえない。
コメント
2019/05/26 15:33
3. >>1 冬美さん
これは
五位まで書こうかな
思い出がいっぱいあるからね
返コメ
2019/05/26 15:02
2. 初めまして。愛おしいですね。
返コメ
2019/05/25 7:32
1. おはよう!ございます
猫との思い出は今も蘇る位
深く残っていますね
一緒に時を刻んでくれた
最もいとおしい瞬間忘れませんねm(__)m
返コメ