飼い猫 三
50代後半  東京都
2019/05/24 19:14
飼い猫 三
暑い日の午後

僕がうつらうつら午睡をしていると
飼い猫がペタリと僕の顔の近くに
横たわり毛繕いを始めた
軒下や草っ原を探検して回ってきたのだろう
入念にピンク色の舌で身体を拭っている

一通り毛繕いをし終わると
さてヘンテコな弟は汚れてないかな?
おやおや 鼻の頭が脂だらけじゃないか

その濡れた鼻を押し当て
汚れ具合を確かめてから
やおらピンクの舌で僕の鼻を
舐め始めた

一 二回なら未だしも
五回も続くと流石に痛い
身体の向きを変えて逃げようとすると

すかさず鋭い爪を鼻の穴に入れられて
引き戻される
ごめん参った降参だ

小さな獣の兄には逆らえない。
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コメント

2019/05/26 15:33

3.  >>1 冬美さん
これは
五位まで書こうかな
思い出がいっぱいあるからね

70代以上  山口県

2019/05/26 15:02

2. 初めまして。愛おしいですね。

50代前半  北海道(道央)

2019/05/25 7:32

1. おはよう!ございます
猫との思い出は今も蘇る位
深く残っていますね
一緒に時を刻んでくれた
最もいとおしい瞬間忘れませんねm(__)m

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