今だから 「『竹林はるか遠く』-日本人少女ヨーコの戦争体験記」 を読もう
60代前半  石川県
2014/09/04 8:03
今だから 「『竹林はるか遠く』-日本人少女ヨーコの戦争体験記」 を読もう
『竹林はるか遠く』は戦争の悲惨さを訴える資料として、 米国では優良図書に選ばれ中学校用の教材として多くの学校で使用されています。

日本では米国より30年近く遅れた昨年、 ようやくマイナーな出版社によって出版されました。




出版されるまでには数々の妨害があったという話を聞きます。

今後も、本書を目障りに思う人々によって様々な妨害が行われるでしょう…






本書をご存知の方や、 すでにお読みになられた方も多いかと思います。

内容は、 終戦直後の激動を生き抜いた著者一家の奇跡と感動の物語です。




現在のソ連国境に近い北朝鮮から、 日本にたどり着くまでの過程で何があったかが、 子供の目線(著者は当時11歳)で描かれています。



その中には

韓国が問題視する〝日本人女性が朝鮮人の男たちに強姦されるシーン〟や〝朝鮮人が窃盗のためだけに日本人を殺害し遺体を損壊するシーン〟が描かれています。



「私たちは京城をでなければいけない。 朝鮮人の男たちが、 藪の中へ女の人たちを引きずっていくのを見たし、 若い女性に乱暴しているのも見たわ」 (P111)


「男たちの集団は去ったが、 彼らは悦楽を求めて人々の間をよろよろ歩き、 そして娘たちを見つける度に外へ引きずり出した。 たびたび女たちの悲鳴が響いた」 (P118)


また、 朝鮮人が日本人を殺したうえで金歯まで抜いている…といった記述も (P129)

死人から金歯を抜くなどは、 まさにアウシュビッツ収容所で行われていたことと全く同じです。

しかも、 盗むために殺す…



こうした事実の存在を韓国側が認めないのが理解できませんし、 韓国人が自ら行った行為を日本をナチス呼ばわりして転嫁しようとする韓国の姿勢は絶対に許せません。



とはいっても

著者の兄が親切な朝鮮人に助けられたことに関した記述があるように(第11章)

著者は反朝鮮の立場ではなく、 あくまで中立的立場でこの本を書いています。




ありもしない、 起こってもいない事をでっちあげる〝慰安婦問題捏造〟のようなことをしていないのは明白です。






そもそも

ベトナムで韓国軍が直接手を下した、 戦場以外での民間人に対する無差別大虐殺をはじめ。

韓国人兵士によるベトナム人女性集団強姦、 それによって日本軍では起こり得なかった一万人を超えるライダイハン問題のような存在が今もなおあります!


また

朝鮮戦争では、 米軍(=韓国軍)慰安婦が存在した事実を事実として受け止めず、 揉み消しを図りダンマリを決め込んでいます。

※証拠資料もあり、 韓国人慰安婦の証言もあり、 日本を相手に韓国が国家を挙げて騒ぎ立てている〝慰安婦捏造問題〟の内容が〝米軍(=韓国軍)慰安婦〟そのままだと分かります!!


とっくにバレていたことですが、 ようやく先月はじめ朝曰新聞が捏造の舞台から降りましたね…




このように歴史の真実を歪曲し、 捏造してまで〝慰安婦問題捏造〟で日本に転嫁しようとする国が韓国です!


こんな国が、 太平洋戦争で起きた悲惨な出来事を世間に広く知らしめることに大きく貢献した『竹林はるか遠く』を問題にする資格はありません!


絶対にありません!!






この『竹林はるか遠く』のように、 歴史的な出来事を日本人に広く知らしめてきた書籍があります。


それは、 広島の原爆の被曝体験をマンガで描いた『はだしのゲン 』の前編であり。

ナチスのユダヤ人狩りを少女の眼を通して綴った『アンネの日記 』であり。

戦後の混乱を生き抜く兄妹を描き、 ジブリによってアニメ映画化された『火垂るの墓 』などでした。


この『竹林はるか遠く』も、 ようやく朝鮮半島引揚で日本人引揚者が味わった苦難の体験を日本人に知らしめるきっかけになったと思います。


引揚を体験された方々はもちろん、 歴史に詳しい人には知られている事実でしたが、 これからは一般の人にも広く知られていく歴史的な出来事となったでしょう。






この『竹林はるか遠く』は米国において30年近く前に発行され、 多くの学校の教材として採用され続けてきました。

これだけでも、 本書が日本で発刊されたことは、歴史的に大きな意味を持つことになります。




戦後から現在に至るまでの長い間、 多くの日本人は日中戦争から太平洋戦争終戦まで、 日本は加害者であり、 アジア諸国は被害者という枠組みの自虐史を教育され認識させられてきました。


韓国で極右政治家と呼ばれていた小泉元相(当時)ですら

「痛切なる反省と心からのおわび」 を表明し、 肉筆のサイン入り謝罪文を〝自称元慰安婦とやら〟に送っているほどでした。



…米国で数々の賞を受賞し、 学校では教材として採用さ続けてきた本書が30年近くも日本で出版されてこなかった事実が、 それを物語っています。。。






『竹林はるか遠く』を読めば、 戦後日本人が持ち続けてきたこうした歴史に対する見方を変えるでしょう。



著者のヨーコ・カワシマ・ワトキンズさんは、 インタビューの中で 「これでも子供たちでも読めるようにかなり抑えた表現にしている」 と語っています。

それでも、 朝鮮半島からの日本人引揚者に対して行われたソビエト軍や朝鮮人による酷く残虐に感じる仕打ちが数々描かれています。


当時の朝鮮半島が本書に書かれている状況より、 はるかに悲惨な状況であったことは容易に想像することができます。

戦場でもなく、 戦争が終った地域において民間人に対して行われたそれらの残酷行為は、 どのような国際法的な観点からも、 人道的な観点からも決して正当化することはできません。



文中に、 〝良い朝鮮人もいた〟との記述もありますが、 日本人引揚者に対する残虐行為は個人レベルでの良い人悪い人の問題ではありません!




日本国内には歴史的事実に目を向けず、 日本人は加害者であり、 朝鮮人は被害者でなくてはならいと考えている者が少なからず…

というより、 かなりの数がいます。



しかし

『竹林はるか遠く』を読むことで、 日本人こそ被害者であり、 朝鮮人こそが加害者であったという動かしがたい歴史的な出来事が見えてきます。




そのことがよほど不都合なのでしょう。

米国では今、 在米韓国人が中心となり、 学校教育の現場から本書を追放する運動が精力的に行われています。



これが米国で行われている韓国の主張です。


●日帝は36年の過酷な植民地支配を行ったニダ

●20万人の朝鮮人女性を強制的に性奴隷にしたニダ

●そのうち15万人を殺したニダ



歴史修正主義を突き抜けた、 歴史妄想主義とでも言えるこれらの主張が米国で受け入れられるには。

日本人が永遠に加害者であり、 朝鮮人は永遠に被害者でなくてはならないようです。




だから、 その障害となる『竹林はるか遠く』は 「排除しなければならいニダ!」


彼らはそう考えるようです。










しかし


もう手遅れです。




日本人に『竹林はるか遠く』が広く読まれることにより、 韓国が主張する従来の日本人が加害者で朝鮮人が被害者という一方的歴史観は崩れ去るでしょう。
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