雪で変わる世界
雪の降る時に、「しんしんと音がする」という表現もあるが、都会の中では様々な音に掻き消されてなかなか聞くことができないだろう。
耳を済ませると……エアコンの音。止めてまで聞こうとは思わなかった。室温は10度を下回りそうだ。
凍りそうな部屋で今日の記憶を辿る事にした。
仕事の帰り道に雪像に出会った。ベンチに座る様に人の形に作られた雪像の隣へ何気なく座ってみる。なかなかの力作だった。お尻はとても冷たくなった。
道の端を注目すれば、大きく積もった部分に、意図的に足跡を残した形跡がある。靴のサイズは大人のもの。童心を忘れないことは素晴らしい事だ。僕も隣に一足投じておいた。
仕事場の上役が、帰れないならオフィスに泊まって構わないと笑って言っていた。丁重にお断りした。女子が「雪が積もってドアがあかないかも」と不安を漏らしていた。「明日ベランダから出勤する事にならないと良いね」と返しておいた。
雪が降るだけで日常に与える変化はとても大きい。各々楽しんでいるようだ。
もう一度耳を澄ますとパートナーの寝息が聞こえてくる。これは変化が無くてとても良い。
コメント
2018/01/27 2:51
2. >>1 ☆。鈴音 rinon ☆。さん
通りすがっていただき、ありがとうございます。
寒い中、暖まっていただけたならうれしいです。
返コメ
2018/01/27 2:30
1. こんばんは☆
通りすがり失礼します
とっても素敵でやさしい日記だったから(*^-^*)
あったかい言葉たちをありがとうございます☆“
返コメ