女は潔く忘れられて
男はいつまでも引きずる…
なんて言いますが

あたくしにも忘れられない男が
たった一人だけ存在します

あれはあたくしが18の時←あえて何十年前とは言わない

彼は自動車教習所の先生の見習いで
あたくしは、そこに通っていたわけですね～
(*´∀｀)

↑ビックリするくらい「あるある」な出会いやなとか言わない！！

彼はあたくしの送迎バスのルートをほぼ担当していて
最初は言い合いする感じのいわゆる犬猿の仲でしたの

あたくしその時彼氏がおりまして
残念すぎる彼は彼女と別れたてらしく
よく冷やかしておりましたの
↑根性悪い高校生やな

バレンタインの日の教習の帰り
哀れんだあたくしは、バスの中で彼にメントス一粒差し上げましたの
「味わいたまえ( ￣▽￣)」って

こんな感じの仲でしたが

ある日
「お前、クルマ家で練習しとん？」
「いや、横に乗ってくれへん、父ちゃん」
「ほな、オレ明日乗ったろか？」
「まじか！！」

ってことになりましたの
あたくし、縦列駐車が本当に苦手でしたのよ←今はいけるよ？笑

で、翌日
彼はマイカーでやってきたのであります

助手席に移った彼は
「好きなように走っちゃってよ」
と言うわけなのですが

うろうろしていると
この辺りはすぐに道幅が狭くなるわけですね

たった15分くらいで端っこに停めたあたくしは
「もう十分です、ありがとう」と、交代を求めたわけです
↑根性なし

彼の運転でうちに送ってもらいました

着く直前で
「帰る感じ？」

って聞かれてなんとなく
いや、相当ドキドキしたのを覚えておりますの

そう。。。
じゃれてる間に多分
好きになっていたのでしょう

だから、仮免のへったくそなあたくしが
彼のおクルマを運転し
彼を助手席に乗せているのが恥ずかしくてたまらなかったのでしょうね

↑なんてウヴなの

「いや。別に急いではないけど？」
そう返すのが精一杯でした

「じゃ、ドライブな」
と言った彼はすぐに

「作戦成功♪」ってつぶやいたのです

そして長いことドライブしながら
彼の高校時代の話やら
今の職場の裏ネタなど
たくさんたくさん聞きました

高校生のあたくしは
それはそれは彼がキラキラした大人に見えました

彼は21で

当時あたくしが付き合っていた彼もまた21

なんなんだ、この違いは。。
と心の中で感じておりました

その夜
キレイな夜景を見せに連れてってくれた時

ゆーみ18歳は
彼に告白されるわけですわ！！

「彼氏がいるのはわかってる。
だけど好きだ。」

シンプル イズ ベスト
ですわねぇ

書いていてドキドキしますねぇ笑

それからあたくしは
付き合っていた彼と別れて
その彼と付き合うのです

彼にはたくさん教えてもらったことがありますが
今でも忘れられないのは

「ゆーみに足りないのはアホなフリをすること。
んな賢いことばっかやってると疲れるぞ？
アホなフリして生きていけ」

これはあたくしのポリシーにもなりつつある
大変大切なアドバイスでした

21歳の男性が
これを言えたというのが
今この年齢で考えたらすごいことなのだと思いますよ

結局あたくしその後
その前の彼にストーカーのように追い続けられ
根負けして
元サヤに戻ってしまうのです。。。

あたくし、人生で後悔していること
基本的にありません

だけど


彼を振ってしまったこと
情に流されてしまったこと
彼を男性で初めて泣かせてしまったこと
彼のクルマから降りてしまった雨の日

これだけは
ずっと後悔してますの

↑ええ男でした、ハイ

今はあたくしの知る限りでは
二人のお子さまに恵まれて
暮らしていらっしゃいます

多分もう
あたくしのことなどお忘れでしょうが

どうぞお幸せにと願う

大切な
男性なのです


あ。。
仮に偶然今お会いしたとしても

あたくし緊張して
話せないと思いますの(///ω///)♪

皆さまには
忘れられない誰か

いらっしゃいますか？♪