伝説のレスラー番外編


炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木

「珠玉の名勝負コレクション」vol.73-5



猪木ｖｓブロディ

いよいよクライマックスに突入です！


猪木の延髄斬りを浴び、リング下に転落したブロディはフラフラしながらもリングに生還した。

そこへ猪木はアリキックの嵐でブロディを攻めまくる。

ダウンしても攻撃の手を緩めることなく、今度はストンピングの連発だ！


堪らずリング下にエスケープするブロディだが、猪木はエプロンに腰を降ろしブロディの大腿部に踵落としのようにキックを叩き込む。

場外でダウンしたブロディの脚を捕ると鉄柵に絡めグイグイと痛ぶった。


場外カウントが進む中、両雄はリングに戻る。

途端に歓声が沸き上がる場内。

やはり両者リングアウトは観たくない。


リングに戻ると猪木は４の字固めを狙うが、これは失敗。

戦法を変え再びアリキックで攻める。

いつの間にかブロディの膝から流血。

猪木が更に攻撃しようと近づいた瞬間、ブロディのキックを浴びてしまった。

ダウンした猪木の顔面に強烈なキック。

もんどり打って倒れた猪木を尻目にコーナーに登るブロディ。

狙いはニードロップか？

しかし猪木が立ち上がってしまったため、仕方なく手刀を見舞う。

初めから手刀を狙ったわけではなかったので、然ほどダメージを与えることができなかった。

猪木は立ち上がりナックルで対抗。

胸板にパンチの連打だ！

そしてブロディがバランスを崩したその瞬間を見逃さず、バックドロップで巨体をマットに叩きつけた～！

透かさずフォールの体勢に入るが惜しくもカウント２で跳ね返される。

しかし流れは猪木に向いてきた。

猪木がブロディを場外に放り投げる。

すると猪木はコーナーに駆け上がりダイビングニードロップ狙いで身構える。

しかしレフリーが必死で止めたため断念。
エプロンに降りると、そこからニードロップを敢行。

そしてアリキックで追い討ちを掛けリングに戻る。

ブロディもリング内に入る。

ブロディをロープに振る猪木。

カウンターのアリキック一閃！

猪木のキック攻撃が続く。

完全に防戦一方になったブロディ。

レフリーを掴み引っ張る。

猪木がそこにキックを入れる。

レフリーに猪木のキックが誤爆する。

ダウンするレフリーのミスター高橋。

すると実況席にいた山本小鉄がリングに駆け上がる。


猪木がブロディをロープに振る。

自らも反対側のロープに飛び、反動をつけてフライングボディシザースを狙ったが、タイミングが合わず逆にブロディに撥ね飛ばされてしまった。


ブロディはダウンした猪木の両足を掴むと秘密兵器のジャイアントスイングで振り回す。

ここに来てこんな技を繰り出せるブロディのタフネスぶりと精神力の強さは称賛に値する。


振り回した後、仕掛けたブロディもダウン。

どちらが先に立ち上がるか？

両者ほぼ同時に立ち上がると猪木は延髄斬り！

更にもう１発延髄斬り！

場外に転落するブロディ。

最後の力を振り絞り延髄斬り２連発を敢行した猪木も立ち上がれない。

ブロディに対して場外カウントが進む。

リング下にいたブロディがロープ際の猪木を場外に引きずり出す。

この時点でカウントは15。

悲鳴が上がる会場内。

小鉄がリングに戻れと促すが、ブロディは猪木をパイルドライバーの体勢に捕らえる。

場外マットの上に猪木を突き刺すブロディ。


ここで両者リングアウトのゴングが鳴り響いた！


ダウンする両雄。

延長コールの大合唱の中、猪木は立ち上がりブロディにアリキックを見舞う。


場外フェンスを乗り越え逃げるブロディを追い掛ける猪木。

花道を逃げるブロディに更にアリキックで追い討ちを掛ける猪木。


ようやくリングに戻って来た猪木は観客にアピールし、やんやの喝采を浴び、そして最後は大猪木コールの中、得意のダァ～ッ！で締めたのであった。


こうして猪木ｖｓブロディの初対決は両者リングアウトという結果に終わったが、ここから始まる新たな闘いの第一幕としたら納得のいく結果であったと思います。


以上(^O^)/

アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.73-5でした！


どうもアリガト～(-o-)/