コーヒー
彼は、コーヒーを淹れるのが上手い人。
パーコレーター、マキネッタ、ドリップバッグのコーヒーも、おいしく淹れてくれる。
ドリップバッグでコーヒーを淹れるところを見ると、極々丁寧にゆっくりと、お湯を注いでいる。
“コーヒー(豆を挽いた粉)にある沢山の小さな穴に、適切な量とスピードでお湯を通すこと”
が美味しいコーヒーを淹れる為に必要なのだとは、私も以前講座で聞いて知っている。
知っていても毎日の“作業”としてコーヒーを淹れる時は、ただ機械的にお湯を注いでカップを満たしていた。
「私が淹れるより絶対美味しい」
と気付いてから、2人で飲む時は彼にコーヒーを淹れてもらう。
ホテルに備え付けの得体の知れないドリップバッグのコーヒーでも、彼が淹れると美味しい。
家でひとり、
ドリップバッグでコーヒーを淹れてみた。
彼が淹れてくれる姿を思い出し、
真似をしてゆっくりとお湯を注いでみるけれど、
出来上がったコーヒーはなんだか味気ない。
“何をするかより、誰とするかが大事”
本当にそう思う。
コメント
2019/10/13 6:02
8. >>6 しんすけさん
今回で3回目のピックアップでした(^^)
しんすけさんの3回目も遠からず来ますよね( ̄∀ ̄)
しかし運営さん、よくピックアップしてくれましたね、この内容で…(がほんのり入ってるつもり、なんだけど(^^;;)
返コメ
2019/10/13 5:56
7. >>5 M≠W-N0tationさん
“秘法がない”のは絵画もお茶も(そしてコーヒーも?)同じで、
ただ対象に真摯にひたむきに向き合うこと、なのでしょうか。
名人の点てるお茶はその空間がまるごと芸術なのでしょうね。
子供の時お菓子目当てに(笑)少しお茶を習いましたが、お茶会の雰囲気はやはり「非日常」でしたね。
返コメ
2019/10/12 15:54
6. ・・・っと!?
「オススメピックアップ」になっているじゃありませんか(^^)
えっと、これで2対2?いや、3対2で私の負け越し?(←だから勝負じゃないって)
私の初オススメも「コーヒー」でしたが、運営さんもコーヒー好きなのじゃないかと勝手に思っています(笑)。
ともかく、おめでとう♪
返コメ
2019/10/12 15:10
5.
〈茶は芸術品であるから、その最も気高い味を出すには名人を要する。茶にも色々ある、絵画に傑作と駄作がある様に。と言っても、立派な茶をたてるのに秘法はない。ティツィアーノ、雪村の如き名画を作製するのに何も規則がない様に〉
と、かの岡倉天心は『茶の本』の中で、このように書いていますね(またもやティツィアーノ!)
返コメ
2019/10/12 10:37
4. >>3 あんさん
お初です(^^)コメントありがとうございます。
全く同じドリップバッグのコーヒーなのに、味が全然違う時は驚きました。コーヒーひとつ上手く淹れられない自分にちょっと凹んだりして(笑)でもプロ(正確には、元プロです)に勝てる訳もないと諦めました(^^;;
返コメ
2019/10/12 6:40
3. 初めまして
うらやましいお話
だけど彼は本当にコーヒー入れるの巧いのね
素敵ですね
返コメ
2019/10/10 21:13
2. >>1 しんすけさん
しんすけさんの思い出の味。彼女の声もセットで思い出せるなんて、きっととっても幸せだったんですね( *´艸`)
返コメ
2019/10/10 6:48
1. コーヒー好きな私としては、是非とも拝見してみたいものですねぇ(^^)
私にも思い出す「あの味」は沢山あるけれど、そこにはやはり誰かがいて。
遥か昔。
風邪をひいたときに、彼女が作ってくれたウドンは解凍ものだったけど、凄く美味しかった。
「病人は寝てなさい」
あのときの、カワイイ声までそこにはついてきますよ(^^)
返コメ