疲弊した心を癒すのは、、
今の季節なら花ですね。。
フラワーパークまでフラりと、
出掛けてみました。
百花繚乱、、咲き乱れ。。
大藤のしなやかなこと。。
咲いている花の種類、香り。。
子供の頃に住んでいた家の春の香り、、
そのもので、ちょっと泣けてきましたね。
私が育った家では、、
梅の花が春を知らせ、水仙が咲き、鈴蘭が咲き、桜が咲いて。。
木蓮が咲き、牡丹が咲き、藤棚には藤が揺れて。
薔薇が色とりどり咲いて、ポプリを作り枕元に置いて。。
池の睡蓮の下に錦鯉が泳ぎ、滝が流れ、夏には楓のそばで燈籠が回り。。
うさぎや、ビーグル犬、秋田犬、大親友の猫のタマと遊んだり。。
それはそれは楽しく、美しい庭でした。。
育った家が人手に渡った後、一度だけ見に行った事があったけれど。。
水で濡れると綺麗だった大きな庭石達も無くなっていて、庭は荒れ果ててましたね。
残念だけど仕方ないこと。
でもこうして30年以上経った今でも私の記憶の中では
香りと共に鮮明に残っています。
あの頃は、まだ愛が溢れてた場所。。
帰りたくても帰れない場所。。
母と父は、ほとんど記憶に居なくて。
祖父と祖母と川の字で眠った二階の床の間。。
記憶の中の、大切な場所。。
そんな事を思い出しながら花を愛でて。
ビールを飲んだ。という一日。
人混みの中で、ひとりノスタルジーな私でした。。
また、いつか薔薇が咲く頃にでも行ってみたい。。
いつも人はさよならを
用意して生きなければならない
孤独は最も裏切ることのない
友人の一人だと思うのがよい
愛におびえる前に傘を
買っておく必要がある
どんなに愛されても
幸福を信じてはならない
どんなに愛しても
決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩り
飽きさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間
消えてしまう氷のかけら
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてない
永遠の不幸もない
いつかさよならがやってくる
いつかこんにちはがやってくる
人間は死ぬとき
愛されたことを思い出す人と
愛したことを思い出す人にわかれる
わたしはきっと
愛したことを
思い出す