ゲリラ豪雨も悪かない。って話
今日は雨降り
結構降ってるなあ、なんて呑気に見つめてると思い出す事があります
雨宿りの思い出です
昔はゲリラ豪雨なんて言わないで夕立ちって風流な感じで言ってました。
コンビニもほとんどない時代は、ちっちゃい商店の軒下で雨宿りしたもんです
ポツンとしてると、合羽を着たちっちゃい女の子が「これ使って下さい」って言って子供用の傘を渡してくれました
ちっちゃい真っ赤な傘
「いいよ、いいよ、お兄ちゃん雨止むのまってるから」
女の子の顔が少し淋しそう
「じゃあ、お兄ちゃんと途中まで一緒に傘つかおっかあ!」
笑顔で一緒に歩きました
ちっちゃい傘、ずぶ濡れです
そんなに会話はしなかった気がします
「わー、ここでいいや。ありがとう」
用もない書店まで一緒に歩きました
お互い手を振って
赤い傘はちっちゃくなっていきました
30数年前の故郷での出来事
あの子も今、アラフォーなんだろね
それ以来会わなかったけど、元気かなあ
便利じゃない時代でしたが
簡単に写真とか動画とか撮れる時代じゃなかったですが
キレイな思い出は鮮やかに心に残るもんです、昨日の事のように
雨の日にフッと思い出しました
ありがとう、女の子
(ガラじゃねえ日記デスナー!メンゴ!)
最期に・・
こんな思い出を誰もが持てる平和な世の中を