先日友人から聞いた

ちょっぴり感心した話







友人の町内で葬儀があったんだよ

んで

友人は町内のお手伝いとして

受付係だったんだ

お通夜のときに葬儀社の人と

ご親族とで軽い打ち合わせをして

明くる葬儀当日に打ち合わせ通りに

受付開始１時間前に会場に行ったんだ

すると

一人の男性が立って待ってたんだよ








町内会長さんだった







友人『あれ？

会長さんはバスでくるんじゃなかったんですか？』

そう

田舎の葬儀だから

町内から会場までバスが手配されてたんだよね

でも会長さんは







会長『ああ

後からちゃんとバスで来るよ

ただ

これを先に持って来たんだよ』

友人『何ですか？

あ

ペットボトルのお茶とかお水！

でもお気持ちは嬉しいですが

受付の我々はちゃんと用意してきましたよ』

会長『いやいや

列席される方々の分だよ(笑)』







会長さんによると

最近の暑さで葬儀中に体調を崩される方が

もし何人か出るようだったら

故人も悲しむだろうということで

町内の経費から約１００人分のペットボトルと塩飴を用意されたとのことでした







友人『それならバスで配れば良かったのに

わざわざ持ってきていただいて

申し訳ありません』

会長『あ

バスはバスで用意してあるから(笑)』







人間の器って

こんなときに出るよね

友人は言ってました

町内の人のことだけに町内経費を使うんじゃなくて

故人に関わる町内以外の方々にも

町内経費からって発想はなかったよ

ってね







暑い夏

そんなときこそ自分や自分の周りだけじゃなく

より広い視野を持てる人にならなきゃな

って友人と二人で反省した出来事でした







ちなみに

町内会長さん

佐藤健似の３０代バツイチだそうです

わくわくレディのみなさん

巷にはまだまだいい男はいますよ(笑)


(ﾆﾔﾘ)