夏の日。
空から入道雲が僕を見下ろしている。
今日もまた…、あつい。
こんな日はやっぱり思い出す。
あの夏の日。
テレビからは甲子園の熱気が伝わる。
変わらずに続くはずの季節の一日。
あの夏…、そういって思い出せる季節があることはいいことなのか、
それとも苦いことなのか、
今は感傷に浸ることしかできない。
確実にあったはずの過去は、遠い幻のように夢うつつ…。
今、そしてこれからも思い出しては忘れ、進んでは立ち止まる。
そんなことを繰り返しながら日々は過ぎていく。
過ぎし日に想いを馳せながらも…
今を…、
これからを生きていく。
きっと雲は見ている。
コメント
2010/08/13 6:19
2. >加速度さん
いつしか記憶すら曖昧になり、現実だったのか、夢だったのか…。
変わらず降り注ぐ陽の光を浴びながら水辺で佇み想いを馳せる。
返コメ
2010/08/12 23:38
1. 遠い遠い記憶をたどっているうち…
遠い昔見たような気がする風景
今も昔も変わらないのは
遥か彼方から命を照らす太陽と
洗足池に佇む水の色
〆
返コメ