京都/祇園の大惨事の犯人について
昨日は、京都、祇園で大惨事が起こりました。犠牲者には心からご冥福をお祈り申し上げます。
また、京都市民の一人として、他県から観光に来られ、悲惨な事故に巻き込まれた被害者の方々には申し訳なく思います。
実は、私はあの近所で働いていて、当日も昼休で近所にいました。本当はあの時間帯、あの自動車が暴走した道を通る予定でしたが、
買い物があり、寄り道をしたので、少し遅れて通ったのです。事故の詳細については、既に報道がされた通りですから、私が付け加える
事はありませんが、直後でしたから大混乱でした。救急車も走り回る、ヘリコプターが何機も上空に飛んでいる状態ですが、意外にも現場
にいると、詳細がわかりませんでしが。むしろ、職場の報道で詳細をしったぐらいです。あの狭い道を50km以上の速度で飛ばせば事故に
なるのは当然ですから、単純に憤りを感じておりました。
ところが、その後、犯人の顔と氏名がマスコミに出て仰天。職場の近所の会社の社員で、しかも犯人は私と面識のある人間でした。こういう事
を言うと不謹慎ですが、犯人はとても温和な人で、あんなだいそれた事をするような人とは思えませんでした。会社の経営者も良い人で、会社の
雰囲気も外から見る限りは良かったです。私も数年来、犯人とは面識がありますが、てんかんの持病があるとは知りませんでした。
いろいろな話を総合すると、会社が犯人にてんかんの持病があるとは知らなかった、という説明はたぶん本当だと思います。
報道では、犯人の親族が、犯人の病状を説明し、彼にも退職を勧めていた、と説明をしておりました。
ここから先は推測ですが、外から見ていて、犯人は会社では生き生きと働いていたので、居心地が良かったのだと思います。
あの会社では自動車の運転ができないと仕事になりませんから、自動車の運転を止めるという事は、会社を辞める事を意味します。今は不況ですから
退職したら新しい仕事はおいそれと見つかりません。それで、犯人は退職に抵抗していたのだと思います。
犯人は死亡しており、また、面識がある人なので、個人的には情において忍びませんが、しかし、犯人は厳しく非難されるべきです。また、
今後、事件の再発防止について、議論がされるべきだと思います。
仕事が終わって、帰り道に最後の事故現場を通りました。事故現場から少し離れた場所に、犯人の関係者と思われる人が、隠れる様に喪服を
着て、座り込んで合掌をしておりました。その姿を見て、胸にくるものがありました。本当に残念な事件だと思いました。
合掌
コメント
2012/04/13 15:43
2. >まどかさん
コメントありがとうございました。犯人の勤務先は、もう仕事が出来る状態ではないみたいです。軽率な考えが多数の人を悲しませたのですね。自分も他山の石にしたいです。
返コメ
2012/04/13 11:43
1. 本当に 悲しい事件ですなんか やりきれない気持ちです被害者の方々のご冥福を お祈り致します〓
返コメ