巨乳のホラふき女
昔むかし、ある村にミミアンという女が住んでおった。
ミミアンは、移民の子で読み書きは苦手、それに、身体も不自由じゃった。
仕事が出来なかった為、日々の暮らしは、村の人から施しを受けておった。
ある夜、ミミアンは、どうしようもなく腹が空いておった。
「ああ・・・お腹が空いたわ」
「昨日から何も食べてない」
「どうして、私だけこんな目に会うのかしら?」
「村の人たちは冷たいし」
「神さはどこを見てるのかしら?」
「そうだわ、こんな時は村長さんにおねだりに行きましょう」
深夜だというのに、ミミアンは村長の家へと向かった。
この村の村長は、サンといって、それはそれは村人から尊敬されておった。
トントン
村長のサンは、ドアを叩く音に目を覚ました。
「こんな夜更けにどなたかな?」
「村長さん、夜更けにすみません、巨乳のミミアンです」
「やれやれ、またまたミミアンが訪ねてきおったか・・・」
村長のサンがドアを開けると、そこにはやつれ果てたミミアンが立っておった。
「おやおや、ミミアンよ、こんな夜更けにどうした?」
「ささ、寒いから中にお入りなさい」
「ありがとうございます。足が上手く動かず、ここに来るまでに100時間もかかってしまいました。夜更けに訪れる事をお許しください」
「ミミアンよ。おぬしの家は2件隣ではないか。そんなにひどいのかね?」
「はい、足がまったく動きません」
そう言ってミミアンは、左足を引きずりながら部屋の中に入った。
「おお・・・可哀想にミミアン」
「この間は右足を引きずっておったが、今度は左足まで悪くなったのかい?」
「いえいえ、村長さん、これは右手を庇った為に今度は左足に負担が来たのです」
「そうかいそうかい?で、何の用じゃ?このような夜更けに」
「実は、昨日から何も食べてなくて・・・」
「おお・・・可哀想にミミアン」
「しかし、夕方、『和幸』でミックスフライと大盛りご飯を3杯もおかわりしておったではないか」
「村長さんは、どうしてそんな些細な間違いばかりを指摘するのかしら?」
「あたしがいつから食べてないかなんて、関係ないんです」
「あたしは、今はお腹が空いていて、チャルメラが食べたいんです」
ミミアンは目を左右に見開いて抗議しよった。
村長のサンは、暫く何かを考えていたが、ゆっくりと諭すように話しかけた。
「なあ、ミミアンよ、何時までもわしに頼ってないで、少しは働いたらどうじゃ?」
「まあ!村長さん、私は身体が不自由なのよ。そんな私に働けと言うの?」
「足が不自由でも手は動くじゃろ。内職でも何でも、仕事はあるぞ」
「なんなら、わしが紹介してあげてもいい」
村長のサンの言葉にミミアンの目は血走った、いやそもそも血走っておった。
「分かったわ、村長さん」
「なんだかんだ言って、私の身体が目当てなのね?」
「いいわよ、どうせ男なんて、所詮はヤリ目なんでしょ?」
「私の巨乳を揉みたいんでしょ?」
「チャルメラ1杯半でヤラせてあげる」
ミミアンは、そう言って村長のサンに迫った。
村長のサンは、こう言いなさった・・・
「カチューシャがキモい!」