私はのんびり甘えん坊で育ててもらったせいもあって、家族から怒られたことも手を上げられたことも1度もありません。もっとも少し年の離れた兄は結構荒修行を受けたようですが...笑

それでもちょこちょこ注意はされていました。例えば「人をけなしてはいけない」とか「無神経な事を容易に口にしちゃいけない」、とか。

昨年大事な祖母を亡くし、ちょっと興味を引かれたので「お寺の住職さんに聞いた話」という本を買って読んだ時見つけたのがタイトルに書いた

「指差すこと」と「ため息をつくこと」。

小さい頃「人を指差すのは失礼だから駄目だよ」と父に言われた私はあまり意味もわからないまま、とにかくそれを鵜呑みにしていました。今でもそれを平気でしている人はたくさんいると思いますが、本にはその本当の理由が書いてあったのです🤭

人それぞれだけど、大抵指を差す時って他の3本の指は折ってますよね。住職さんの話によると、それはいずれ「3倍の不幸となって自分に返ってくる」事を意味するんだそう。なるほど、と思わず納得してしまいました笑

そして「ため息をつくこと」。これはそうする事でその都度「自分の幸せ（力）を外へ逃がしてしまう」のだと。

振り返って考えてみると、確かに私の周りや親戚にはいつも人を上から目線で（指差して）けなしていたり、何かあるとため息ばかりついてピリピリしている人がいましたが、やはりどう見ても幸せそうには見えませんでした...例えば私の叔母は昔から煙たがられていましたが、今は介護ホームに居て認知症レベルもだいぶ上がり、ほぼ毎日「家に帰りたい！！お腹が空いてるの！」と怒鳴り散らして大変なようです

それって本当？と思うかもしれませんが、ちょっと考えてみると意外に思い当たる人もいるかもしれません。マイナス思考は良くないよ、と言われても中々変えるのは難しいけれど、こんな事がきっかけなら割とすんなり受け入れられるかも。興味があったら是非試してみてくださいね^_^