ｷﾑｦくんとは､大学のとき出会った｡地味なｷﾚｲな顔をした男の子は最初はいつも一人でいた｡私と女友達のk子は､授業中｢あの人の顔､うちらの好みだよね｡どんな人なんだろう｡友達になってみたいよね｡｣

なんて､話をしていたのは今からもぅ11年前の話｡

そのあと､私がたまたまその男の子の席の前に座り古い漫画本を読んでいたのを
ｷﾑｦが見て…派手な子（その当時は
）なのにとてもﾚﾄﾛな漫画本を読んでいる…何者…という不思議な印象を与えていたようだ｡


出会いは､お互いどこか気になる存在ってところかな


そんな出会いをしたうちらも､学生生活を重ねるうちに話をするようになった｡

私は､不真面目でｷﾞｬﾙみたいな感じだった｡

ｷﾑは､いつも真面目だった｡

性格も身なりも全然違うのに､私はｷﾑｦのことは色あせることなく､今でも同じ想いでいる｡

唯一､信用できる男友達｡


大学のときは､ﾃｽﾄ前になるとﾉｰﾄをｺﾋﾟｰさせてもらっていて､ｷﾑｦのおかげで卒業できた｡

感謝だｰ！！


ｷﾑｦの好きな人の話を聞いたときも､全然かわいくない地味な女の子（失礼）のことを好きだと言っていたので､かなりﾋﾞﾋﾞったが中身だけを見て判断するところがｷﾑｦらしいと思った｡

私はその当時は､ｲｶﾂｲ感じの年上の元ﾔﾝと付き合っていた(^曲^)みゆも､顔ではなく性格が好きで付き合っていたなあｰ



今だに､ｷﾑｦは頭が良く回転も早いのでみゆはついていけないときがたくさんあるけれど､気づいたら同じ仕事をしていて…本当に不思議な縁を感じずにはいれない｡

あまりにも､違う性格なのに

どこかが同じで､なぜか懐かしくて…明治時代にいるような感じになる｡だから､平成の今､一緒にいても､すごく不思議な気分になり…なぜみゆみたいな人とこの立派な人が友達なのかも不思議でしょうがない｡

会ったあとは､現代の感覚に戻すのが大変！



ｷﾑｦは私から､吸収することなんてあるのかなって思う｡


なのに､今だに友人としていられてみゆは本当にこの人と出会えたことが､なんだかとても嬉しい｡

一週間前くらいに､実はまた会った｡

弘前に約一ヶ月前にk子と行き実家に泊めてもらった以来。

大学を卒業してから､7年くらい…年賀状のやり取りしかしてなかったうちら｡

冬に突然再会をし､春に会い、また最近会った｡

そのたびに､普段とは全く違う異空間に変わる｡発する言葉さえ､いつもと違う｡刺激的でｱｰﾄでｺｱな世界｡いつも､一人でしか戦えない世界なのに､同士がいることがとても心強い｡孤独で話すようなことでもなく、でもキムヲは当たり前のようにその世界にどっぷり浸かっている人。

ｸﾞｯﾀﾘもするけど､やはりいい刺激を受けていると分かっているから､また会いたいと思う｡

3人でいることが､今はﾍﾞｽﾄだけど

みゆが､もう少しｷﾑｦの会話についていけるようになったら､いつか二人でおいしいお酒が飲める日が来るといいなあ(*^^*)



最近会ったとき､過去の写真を見せた｡みゆはすごい笑顔でo(*⌒O⌒)ｂ写っていて､もうこんな表情はできないしこんな風に笑わなくなった｡

と言うと

最後笑顔でﾊﾞｲﾊﾞｲしたときに

そんな風に笑えばいいんだよ

と言っていた｡

君の言葉は心に響く