COVID19各国の対応について私見
40代前半  東京都
2020/04/30 21:19
COVID19各国の対応について私見
今回の新型コロナウイルスに対する、各国の対応は、それぞれに、そのお国柄が如実に表れて居て、とても興味深いです。


株価が重要な国との印象が際立って高いのがアメリカです。

検査の話よりも、先ずは経済や株価対策が大きく前面に出ます。

アメリカは本土を攻撃されると、それは滅多にない事なので、いきなり動揺すると云う側面もあります。

又、最後はオール・アメリカで力を合わせよう!

と云うノリになります。

アメリカのこのようなお国柄は、普段からよく見えて居るので、それよりも他国の対応が興味深いと思います。


唯我独尊なのがイギリス。

他国が様々なロックダウンをする中で、イギリスは計算して、感染のピークを、病院が空いている夏に持って行き、次の冬に備えよう、国全体で集団免疫を作ろう、という方針を立て、それを国民に説明しています。


集会禁止の法案は通りましたが、それもこの時期のコントロールを可能にする為でしょう。

イギリスは基本、出産する時も入院もなく当日に帰宅させて来た、最近でもせいぜい2泊3日のお国柄ですから、さも有りなんですが、それ以上に、他国のやり方は気にならない。

自分達が一番である、というプライドを感じます。

まぁ経済誌も「ザ・エコノミスト」、新聞も「ファイナンシャル・タイムズ」で、日本経済新聞とか、ニューヨーク・タイムズとか、地域の名前を冠に付けない所からも、自分達が世界である、という感じが強いです。


この対極に在るのは、もしかしたらお隣の国・韓国かも知れません。

唯我独尊ではなく、世界の中でどう評価されるかが、気になってしまう様に見えます。


ドイツは淡々として数値合理的で、メルケルがあっさりと国民の60~70%が感染するだろうと云ってしまう。

そして黙々と死者を少なくコントロールする様に取り組んでいる。


一方イタリアは、ロックダウンされても歌って居る。


宗教の影響、或いは宗教との関係も国それぞれです。


イランは、アラーにお祈りすれば大丈夫だと云い、礼拝を集団でし、感染を恐れず、結果感染者と死者を増やしてしまった。


一方サウジアラビアは、ムハンマド皇太子の強くて先進的リーダーシップの下、礼拝は取り敢えず禁止、そしてこの機に乗じて原油価格を下げて一気に覇権を強くしようと、現代的宗教国家というか、イランとは全く違う道を敢えて取っている。


しかし宗教に関しては、詳細は書きませんがギリシアやインドなどで、やはり現代科学から考えるとかなり非合理的なことが行われて、宗教って恐い時は恐いなぁと、つくづく思います。


そして中国。

この国だけは、聞こえてくる事が、お国柄なのか、中国共産党の性質なのか、これが混乱します。

恐らく後者なのですが、一般的にはごちゃ混ぜになっていて、これは見極めが難しいです。

中国と云う国の、最大の問題はそこに在るのでしょう。


で、さて、日本は?

新型コロナウイルス対応は、どちらかと云うと日本のやり方はイギリスのそれに似ていると思います。

しかし日本はそれを国民に説明しない。

でも国民は案外それを分かって居る。

様に思われる笑

日本は一事が万事、曖昧な、ボカシの入った国なのです。


でもこれらの全ての事、各国の対応と云う物は、実はそれぞれの国民が望んでいる物なのだと思います。

それぞれの国民が、一番心地良い様に、それぞれの政府は対応して居るのだと感じます。

独裁国家は別ですが。


今回の事は、各国・各国民は違うのだ、と云う良い勉強にもなっているのですが、日本にとっては、追い風の側面も有ると思います。

どんなピンチもチャンスとなり得る筈です。

今出来る事をしっかりやって、これからの状況に対応して行きたいと思います。
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