ルーム
最近はたまに、映画鑑賞することがある。
岡山は本日で上映終わりますが、
『 ル ー ム 』が印象に残った。
概略のあらすじは、次の通りである。
7年前に、ある老人から騙されて彼の自宅の裏庭の「部屋」に監禁された。
それから2年後、妊娠してしまったジョイはジャックを出産。
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映像には出て来ません♪
ジャックはママと一緒に「部屋」で暮らしていた。
「部屋」には台所、風呂、衣装ダンス、ベット、テレビがあった。
ただ、「部屋」の入り口は閉じられていた。
この「部屋」の中にあるものだけがジャックの知ってる全てだった。
5才の誕生日迎えて
ケーキに、ローソクがなくて悲しむことになった。
これを機会に、母親は早く監禁生活を脱出計画を立て
二人は序盤に案外あっさりと監禁生活を抜け出し、警察に保護されるのです。
そしてそこから本当のドラマが始まるのでした。つまり被害者の「その後」を描いた物語なのです。
病院に運ばれた二人はそこで家族と再会します。
息子にとってはお爺ちゃん、お婆ちゃんに会うのはこれが初めてです。
実は二人はすでに離婚していて、お婆ちゃんのほうは別の男性と再婚していました。
そこで母親と息子はお婆ちゃんの家に引き取られることになり、新しい生活がスタートします。
しかし家に着くと、マスコミや地元の野次馬が集まってきて、
ゆっくり過ごすどころか周囲に警戒しビクビクしながら過ごす生活を強いられます。
マスコミへの対応、社会への適応、他人に強い警戒心を抱き心を
閉ざしてしまった息子に悩まされ、母親が精神的に崩壊していく様子がとても上手く描かれていました。
所謂、「心的外傷後ストレス障害」???
。(´∀`*)ウフフーーー医者ではないよね!
後半になって、
母と子供の強い繋がりを感じ、胸が引き締められました。
このような事件は、
「新潟少女監禁事件」1990年11月13日~2000年1月28日
「「倉敷少女監禁事件」2014年7月14日~7月19日
世間を震撼させたことが思いだされる。
「ルーム」の少年の演技の仕草はかわいい女の子に見えます。
髪の毛が長いため、最後まで「かわいい美少女」に感じた。
最後は、涙が出そうになりました。
ご覧になった方はどのように感じたでしょうか?
今度は、何を見るかな?(笑)