俺は銭湯が好きである。


仕事の納期で深夜までガッツリな時は頭もボ～っとしてるし気分転換で銭湯でリフレッシュしてから仕事に取り掛かる。


なので24時間営業の銭湯は重宝している。深夜になると銭湯も空いているから好きなのだけど、ちょっと困った事が・・・


ある、市内の銭湯の湯船にざっくり浸かっていたら、どうも視線を感じる。

んで、その視線の先を見るとパンチパーマで小太りの眼光鋭いオッサンが仁王立ちで俺を睨んでいるではないか。


完全に風貌がヤ○ザのソレなんで因縁つけられるとマズイ。
完全にビビって目をそらす俺。


しばらくたってチラって見ると、まだ仁王立ちで睨んでいる・・・


「ヒぇ～！(￣Д￣；；」ってやっぱり、視線を下に落とすと、その仁王立ちのヤ○ザは



チンコまでもギンギンに仁王立てて俺を睨んでいるのである。


ウワー！(((( ；ﾟДﾟ))))

得体の知らない恐怖にあわてて逃げたことは言うまでもない。


んで、その銭湯を避けて、市内にもう一つ銭湯に行くようになった。

深夜3時ごろ、徹夜が続いて頭が放心状態のまま、その銭湯に行った。


銭湯の中は空いていたので、喜んでいたのも束の間。


２Ｆの階段を上がるサウナに入ると、先客のオッサン達がぎっしり。


一瞬「ギョっ！」とした後、さらに驚愕的なシーンを見てしまう。


会社の役員さんのような貫禄のあるオッサン達が互いに抱き合いディープキスをしてハァハァ言ってる。


なんだか白昼夢を見ているような、いなたい感覚に襲われる俺。

そのままサウナから出ればよかったんだけど、なんせ寝不足の頭なんで、おかしくなってたんだろう。そのままサウナに腰掛ける。


構わずハァハァしてるオッサン達。

振り返らなかったけど、音から推測するに後ろのカップルはフェラが始まっている模様。

オッサン達の卑猥な音が漏れるそんな修羅場の中でひたすら汗を流す俺。


んで、サウナから出て、脱衣所から視覚になってるラドン湯では完全にファックしてる模様。


他の男たちからジロジロ下から上まで舐められるような視線を受けたけど俺は平常心で身体を洗う。なんせ寝不足だからｗ


帰って冷静になってネットで調べてみると、俺が行った銭湯は2件とも有名なハッテン場だという。特に後者の銭湯は遠方から来る人も多い有名店とか。

ハッテン場とはゲイの人達がパートナーを求めて集まる空間。

俺はそんな愉快なワンダーランドに迷い込んでしまったんだね (￣ω￣)


俺は性の多様性は認める。同性愛者がハッテン場で幸せになれたら、それは大変良いことだと思う。

ただし、俺のようなノンケがハッテン場に迷い込んだ場合、非常に気まずい思いをする。


「おれはノンケだ！！」ってゲイの人にアピールする方法は無いのかな。深夜の銭湯が好きなので知ってる人は誰か教えて欲しい。


とりあえず「お仲間の証」と言われるロッカーの鍵は左足にかけないようにしてるが・・・・