今まで俺が出会った愛すべき「変態さん」にスポットをあてたシリーズ６人目。


ところで、みなさんはどんなネタでオナニーしてるのだろうか。


まだエロビデがDVDではなく、VHSテープの時代に

オナニーのおかずを友達と回しあったあの青春時代。


ものぐさな俺はテープを巻き戻すことなくそのまま渡し

俺の性趣向ばかりか

「イキどころ」

まで全部バレてたのも今は苦い思い出・・・・・



さて、今日はオナニーのおかずの話。


今回、紹介する変態は幼馴染の『ヨシ』


こいつは自他共に認める変態で少し変わったネタでオナニーをしている。


「視姦」ってご存じだろうか？


『ヨシ』は「視姦」をおかずにするオナニープレイヤーなのである。


いや、厳密に言うと「視姦」ではないかもしれない。


視姦は相手を見つめることで、相手を辱めて性的興奮を煽る行為のことである。

ただこれは「相手が見られる自覚があることを前提」としての行為だから違うのである。


では隠れて覗き見する「窃視」が好きなのか？というと

そうでもなく女性の着替えや入浴での裸体には、さほど興味がないらしい。


では、『ヨシ』は、何に性的興奮を覚えるのか。



普通にそこにいる女性にである。


バス停でバスを待ってるOLさん、

彼氏か友達かと待ち合わせしている学生

立ち話している奥さん…


普通に路上にいる女性を部屋の窓から見つめながら、オナニーするのが一番のおかずなのである。


「君は気づいていないかもしれないけど、今、俺は君を「おかず」にオナニーしてる」


って呟きながらシコるのが


なんともグっと来るらしい。



俺がその性癖を知ったのが10年前の話。


当時の同級生の仲間と一緒に温泉旅行に行った。


その中に「ヨシ」もいたんだけど、夜にみんなで露天風呂に入ろ～って誘っても


「俺は明け方にゆっくり入るわ・・・」

とヨシだけは拒否する。


仕方が無いのでヨシ以外の仲間と露天風呂でほっこりしていた。


古い温泉旅館だったので情緒はあったが

なんとも防御壁の甘いとこで、男湯と女湯を隔てる竹を重ねた塀に

良く見ると結構な隙間が空いている。



「この好条件はエロのヨシに知らせなくては！」

使命感に燃えた俺は身体も拭かず浴衣を羽織ると

再び部屋に戻って「ヨシ」を呼びに行った・・・


「ヨシ！露天風呂がすごいことに・・・・」



俺は驚愕した・・・・



部屋が真っ暗。

ヨシの姿が見えない。

目を凝らして良くみると、部屋の小窓の前に腰かけたヨシが俺の方を向きながら人差し指を口元に当てて

「シ～！！」と言ってる。


なんとなく「ピ～ン！」と張りつめた緊張感。


ヨシは咥えたばこで片膝を立てながら部屋の小窓から

露天風呂に繋がる渡り廊下にいる女性グループを静かに見つめていた。


「ヨシ」の、その眼光、たたずまいたるや凄腕の暗殺者。


まるでアホな「ゴルゴ13」。


もちろん、その手にはゴルゴよろしく自分の下半身の銃器をしっかり握りしめているのである。


「ヨシ・・・露天風呂の壁に隙間が・・・」

「興味無い！早く部屋から出てけ！！」


今、ヨシは大阪で高い家賃を払って「視姦」に最適な立地条件のワンルームマンションに住んで毎日オナニーに励んでいる。


もしかしたら、貴女もすでに「ヨシ」のおかずにされているかもしれない・・・・