一昔前のﾔﾝｷｰがｶﾊﾞﾝに赤ﾃｰﾌﾟ貼ることは


『喧嘩買います』

の意思表示だったという｡



ちなみに

女性がｶﾊﾞﾝの斜め掛けでﾍﾞﾙﾄが乳の谷間に喰い込んでるのは




『乳揉んでください』

の意思表示だと思ってもいいのかな？



今日は男女の『意思表示』の話｡



俺は大人の男女間の出会いにおいて､この『意思表示』ってのは､すっごく大事だと思うのである｡


ずばり｢ﾔﾚる人なのか｣｢ﾔﾚない人なのか｣の意思表示である｡


まだ俺が２０代のﾔﾘﾀｲ盛りのころ


豹柄の露出の高い服を着たお色気ﾑﾝﾑﾝな女と出会った｡


｢はじめ人間ｷﾞｬｰﾄﾙｽﾞ｣のﾏﾏみたいな服とﾌﾟﾛﾓｰｼｮﾝの女｡


もう一目で

｢こいつ今日､俺とやる気ﾏﾝﾏﾝやん｣

ってﾌｪﾛﾓﾝを出してて



唇を頻繁に舐めてたり､足を忙しなく組みかえたり

仕草･行動はﾎｯﾄﾄﾞｯｸ･ﾌﾟﾚｽに掲載されてた



ﾔﾘたい女の心理学そのまんま｡


印象はとにかくｴﾛいだけ｡


酒をしこまた飲んだ後､自然の流れのまま､その女とﾎﾃﾙ街を歩いてた｡


ごくごく自然に当たり前のように｢ここ入ろうか･･･｣って手を引いたら



思いきり腕を振り払われて


｢私をそんな軽い女やと思わんといて！｣

って完全拒否で走り去られてしまった｡


この時ばかりは俺の今までの人生の中で､最もｷﾚのある


｢なんでやねん！｣


が夜のﾎﾃﾙ街にこだました｡



またとあるご縁で出会った女は

某ﾌﾟﾛ野球球団のﾏｽｺｯﾄｶﾞｰﾙをする某ﾀﾚﾝﾄ事務所所属のﾓﾃﾞﾙの卵であった｡


清楚な長い黒髪と気品漂うＳ級美人｡


その美貌もさることながら､趣味はﾊﾞｲｵﾘﾝと茶道｡



霊長目ﾋﾄ科という共通ｶﾃｺﾞﾘｰを除いて､俺のいる位置と明らかにｽﾃｰｼﾞの違う女性｡


『こんな女とｴｯﾁできるわけがない』と俺は完全に心が折れていた｡


酒を飲んで､ｶﾗｵｹで歌って…


ﾔﾚないとわかってるから､その間はとりあえず｢視姦｣に集中｡


それなりに楽しんだけど､ｴｯﾁを持ち掛けることもなく

彼女をお家に送り届けて､この日は終了｡


｢いい女だったなぁ…｣

って家に帰ってｵﾅﾆｰして寝たんだけど


後日


｢あの日ﾔﾘたかったから誘ってくれてたらＯＫだったのに…｣

って彼女の本音を友人伝いに聞いた時は



本気で光より早く走って過去に戻ろうとした｡


１年後､ﾏｲﾅｰだけど映画や雑誌のｸﾞﾗﾋﾞｱで活躍している彼女を見かけては


布団を股に挟んでｺﾞﾛｺﾞﾛしながら

｢ああ～俺のﾊﾞｶっ！｣

ってﾁﾝﾁﾝの先から悔し涙をしたたらせた｡


｢ｴｯﾁ目的お断り｣は目安になる意思表示なんだけど


ｴｯﾁを｢目的｣にされるのはお断りだが


場合によっては｢ｴｯﾁ｣そのものは､お断りしない人だっていると思う｡



いつぞやに日記で紹介した


女なら誰にでも｢やらしてな～♪｣の先輩ほどﾊｰﾄが強ければ別だが



ｴｯﾁに誘って断られるってのは男にとってもある程度の｢傷｣が残る｡


逆に､女性は｢ﾔﾙ気｣があったのに男が誘えなかったってのは


今後の人格形成に大きな影響を及ぼすほどの｢ﾄﾗｳﾏ｣が残る｡


抱けそうに無い女を落とすのは男の腕の見せどころであり

その駆け引きこそが男女の出会いの醍醐味ではあるんだけど



『冷やし中華はじめました』


みたく店長のやる気ﾏﾝﾏﾝな意思表示のように


女性からの単純明確な意思表示があってもいいんじゃないかと思うのである｡