ぶっかける<前編>
「毎朝、ご飯に玉子と納豆を“ぶっかけ”て食べてるよ」
「ムカついたから、グラスの酒を“ぶっかけ”てやったよ」
『ぶっかける。』
なんとも男らしい言葉ではある。
男が男らしくぶっかけるモノの代表格といえば、
味噌汁でも卵でもカレーでもなく
間違いなく
『顔射』である。
ここの男性の中にもセックスの時は鮭の産卵のように
必ず、精子をぶっかけないと気が済まないって人がいるかもしれない。
ただ、実際のところ女性は『顔射』をどう思っているのだろうか。
できるなら「ぶっかけられない」にこしたことはないってのが本音ではないだろうか。
だって
「顔にいっぱいかけて~!!」
ってAV女優みたいなこと言ってる女性に出会ったことが無いもの。
なぜ男性は『顔射』に固執するのかというと、俺はある種の洗脳だと思う。
昔から見ていたアダルトビデオのフィニッシュは必ず『顔射』であった。
茶道で言う『茶器の拝見』のように
セックスの最後は『顔射』というお作法があるものだと信じきっていたのである。
精子まみれになった顔で悦に入っているAV女優の表情から
女は『顔射』されると嬉しいんだと思いこんでいた。
初めてのセックスで、素早くコンドームは外し顔にぶっかける訓練を積んだ俺は
いざ本番時に、緊張はしていたものの練習の動きをそのまま出すことができた。
そしていざ、彼女の顔めがけて「ぶっかけ」ようとした瞬間、
「嫌!」
って彼女に顔をそむけられ
弧を描くように飛んだ俺の栄光のかけ精子は
彼女の顔の横を通り過ぎ、どばっと枕にぶっかけてしまったのである。
俺は激しく狼狽した。
スポ根格闘漫画でボロボロの主人公が、最後に残した力に賭けた必殺の右パンチが
いとも簡単にスウェーで避けられたような衝撃。
初めてのセックスで初めての顔射を避けられた俺は頭の中が真っ白になったのである。
その後、女性は必ずしも精子をかけて欲しいものでは無いとわかった瞬間、
『顔射』にはまったく何の興味も無くなってしまったのである。
ぶっかけるのは男らしい。
ただぶっかけるモノによっては大変、相手に迷惑をかけ人生が変わる人もいる。
ぶっかけることに異常なくらいの執着と悦びを感じた愛すべき変態。
その性癖があるが故、人生が大きく変わった人の話を次回にしたいと思う
コメント
2011/05/20 12:18
2. りょぅまチン(^O^)/
愛ンぉ昼ゃCHUミィ~
愛ンも
顔射ゎャダな…(>_<)
逝くトキゎゃぱ。。。
下のぉ口で逝てほしぃでつ(ω)/
変態kunの日記楽しみにしてるスゥ(^-^)ノ~~
返コメ
2011/05/20 12:14
1. 何番かな?
すっぴんならかけられてもいいけど、化粧してる時は嫌だなぁ
顔まで移動する前に体にでちゃうよねww
返コメ