こんばんわ(‘･ω･́)ゝ


えｰっと酔っぱらっています｡

ちょっと酔いは覚めたけど､まだ酔ってます｡


俺には昔から憧れの酔っ払い方ってのがあって


片手に寿司のお土産の紐を指でつまみ､千鳥足で歩きながら｢月は出たでった～♪｣って気持ちよく歌い


近所の犬に吠えられて｢やかまし～！｣って怒鳴って､玄関に倒れ込みながら｢水～！！｣って奥さんを呼ぶ｡


こんなﾍﾞﾀな酔い方をしてみたい｡


俺は普段から酔ってるような感じなので､酒がﾄﾞﾝﾄﾞﾝ進むと逆に真面目な人間になってしまう｡


自我を失うことも無い｡


もっと極限まで酔うと何故か｢ｽｹﾍﾞ心｣が無くなる非常に困った酔い方をしてしまう｡


んじゃ酔ってないのか？というと、たぶん酔ってるって思う。


だって今だったら何となく火星人と交信ができそうな万能感があるもん･･･


それよりも｢こんな時間に誰が起きてんねん！｣って思うがせっかくなので今日も想いを書く☆


今日は､初めてとある女性と２人で飲みました(‘･ω･́)ゝ


その女性とは若い頃から苦楽を共にした仕事仲間である｡


彼女がﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰに昇進したとのことで｢昇進祝いに飲みに行こう｣と約束していたものの


日程がなかなか合わずやっと今回､飲みに行くことになったのである｡


俺はその彼女がＡＤの時代から知っていた｡


男でも逃げ出すｷﾂくて有名な現場で彼女はＡＤとして汗を流していた｡


今では考えられないが


当時のﾃﾞｨﾚｸﾀｰにｸﾞｰﾊﾟﾝﾁされているのを目撃したこともある｡


技術さんに胸倉掴まれて罵倒されているのも目撃したことがある｡


生理でも処理することができずﾁﾉﾊﾟﾝのお尻が血で滲んでいるのも見た｡


そのお尻を｢汚い！｣って蹴りあげるｶﾒﾗﾏﾝもいた｡


だけど彼女がﾒｿﾒｿと泣いているのを見たことがない｡



現場で彼女の口から出るｾﾘﾌは

｢了解です｣

｢何とかします｣

以外は聞いたことがないくらい常に凛としていた｡


時間が流れ､彼女もＡＤから､そこそこいい身分になると､俺は彼女と仕事ができるのが楽しみになっていた｡


彼女とﾁｰﾑを組むと｢いい仕事｣ができたからである｡


彼女意外でも､女性とはたくさん仕事はしてきたが

いかにも｢私は仕事ができますわよ｣的な雰囲気を出した女性でも

ﾄﾗﾌﾞﾙが起きると急に女になって泣きだしたり､ﾊﾟﾆくったりする人が実に多かった｡


彼女は修羅場の数が違う｡


表情一つ変えずに｢何とします｣と言い放つと､本当に何とかしてしまう人だった｡


｢仕事ができる女｣と聞くと彼女が真っ先に頭に浮かぶのだ｡


ただ､｢彼女｣というが､俺はもはや彼女を女として見ていなかった｡


髪はいつもｱｯﾌﾟにして後ろで束ね､化粧気がまったくないｽｯﾋﾟﾝ顔｡


服は基本ＧﾊﾟﾝとＴｼｬﾂにｽﾆｰｶｰと動ける服装｡


もし俺の両手が塞がってたら


｢ごめん痒いから､ちょっと金玉の裏をかいてくれる？｣

って頼めるほど女として見ていなかった｡


2年ぶりくらいの再会である｡


２人で飲むのは今日が初めてだった｡


だけど俺の中では､彼女は女ではない｡年齢的にも｢ｵｯｻﾝ同士｣の飲み会である｡


待ち合わせちょうどで俺の前に現れた彼女は･･･





女だった( ´･ω･｀)



化粧してるやん･･･

彼女のまつ毛ってそんなに長かったっけ？


胸元の谷間が少しだけ見える｢ﾋﾟﾝｸのﾜﾝﾋﾟｰｽ｣にかわいい｢ﾊﾟﾝﾌﾟｽ｣


前髪を下ろし､栗色の長い髪をﾗﾝﾀﾞﾑｶｰﾙでﾌﾜﾌﾜ･･･


｢だ､誰だお前？｣

思わず二･三歩後ろにたじろいでしまった｡


いや､厳密にいうと､やっと普通のその辺にいる女性なのである｡


今までの外見ｲﾒｰｼﾞがｱﾚだっただけに､普通の女になってる姿が俺にとって


妙に“萌え”だったのである｡


みんなも経験無いだろうか？


学校一凶暴で暴れん坊の不良が､重い荷物を運んでくれる優しい一面に触れた時のﾄｷﾒｷ｡


見るからに汗臭そうで汚いらしい男が､意外に良い香りだった時のﾄｷﾒｷ｡


肉体労働でﾎﾞﾛﾎﾞﾛに汚れた作業着を脱いだら､清潔感溢れる真っ白なＴｼｬﾂなﾄｷﾒｷ｡


ｶﾞﾘｶﾞﾘだと思ってたら意外と筋肉質で腹筋が割れているﾄｷﾒｷ｡



そう､俺は彼女に女を感じてしまい

しっかりﾄｷﾒｲていたのである｡



彼女曰く､ＯＮとＯＦＦを使い分けていて


ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄではちゃんと女の子らしい格好をしてたんだって｡


そんなの知らなかったよ( ´･ω･｀)


懐かしい話をしたと思うが､そんなに会話は覚えていない｡


彼女の昇進が本当に嬉しかったのと

意外とおっぱいが大きいってのは覚えている｡


ｴｯﾁな気持ちになったら､ﾏｽﾞｲと思い､酒をｶﾞﾝｶﾞﾝ飲んで性欲を抑えてきた｡


帰る頃にはｲﾓ焼酎の空きﾎﾞﾄﾙが３本転がってた｡


不動産屋が､客に対して最初は条件の悪い物件を見せ続け


最後に普通の物件を見せることで客は､悪いのを見てきたから普通の物件を普通以上に良い物件と錯覚してしまう心理ﾃｸﾆｯｸがある｡


もし､あなたに気になる異性がいたら最初は100％の自分を見せるよりも


ほどほどの自分を見せておいて､ここぞという場面で100％の自分で口説いた方が効果的だと････



先ほどから交信中の火星人が、そうおっしゃっています(‘･ω･́)ゝ