みなさんはｱﾅﾀﾊﾝの女王事件ってのをご存じだろうか？


ｱﾅﾀﾊﾝの女王事件とは太平洋の孤島で1人の女性と32人の男達がｻﾊﾞｲﾊﾞﾙをしながら共同生活していくうちに


男たち全員がその1人の女性を巡って争うようになり


男性達の間で公然と殺し合いが行われるようになった｡


最終的に生き残った男性は１９人｡


1945年から1950年にかけて太平洋の孤島ｱﾅﾀﾊﾝ島で実際に発生した事件である｡


このﾊｰﾚﾑ状態の中にいた女性は､『比嘉和子』という人｡


戦後､和子は男を惑わす女として大々的に報道され､日本国内で一大｢ﾌﾞｰﾑ｣となり和子のﾌﾞﾛﾏｲﾄﾞが爆発的に売れたという｡



男が和子目当てに殺し合うくらいだから､どんだけ絶世の美女なのかと思ったら



この和子さん｡




言ったらｱﾚやけど





普通の沖縄のｵﾊﾞﾊﾝである｡


こんなｵﾊﾞﾊﾝでも女性が一人という希少価値でﾊｰﾚﾑは築けるのだ｡


一人の女性に群がる男性ってのはどこの世界にもある｡


ただ､殺し合うまで沖縄のｵﾊﾞﾊﾝ欲しいか！って思うけど､

もしﾜｸﾜｸﾒｰﾙに沖縄のｵﾊﾞﾊﾝ一人しか登録していなかったら


日記本文が

｢ｺﾞｰﾔと私どっちが美味しそう？｣

の一言に男性からのｺﾒﾝﾄ数が大変なことになることは間違いない｡


男子校出身の俺からしたらわかる｡


女がいなさすぎて､売店のおばちゃん（５３歳）がｱｲﾄﾞﾙやったもの｡


18歳の若者にして､理想のﾀｲﾌﾟの女性NO1が｢健康的な女性｣という､

ﾊﾟﾌﾟｱﾆｭｰｷﾞﾆｱの男性的発想になっていたのも女がいなさすぎて､仕方がなかったからなのである｡


女がいない環境ってのは男の頭を少しおかしくさせる｡


一方､中学の同級生の｢ｼﾞｮｰｼﾞ｣は､女子が９割以上の商業高校に通っていた｡


｢ﾁﾝｺ乾く暇が無いわ～！｣が口癖のｸｿ野郎であった｡


彼から学園生活の様子を聞いて､これほどｶﾙﾁｬｰｼｮｯｸを受けたことは無い｡


高１の頃から同級生から上級生の女子が大勢､彼のために弁当を作ってくる｡

朝に机の上にその数種類の弁当を並べて｢今日はこれとこれ｣と２種類を選び後は持って帰れ！と冷たくあしらう｡


選ばれなかった女子は肩を落として泣きそうな顔で各教室に帰る｡


２種類を選ぶ理由はｼﾞｮｰｼﾞは２時間目の休み時間に一つの弁当をたいらげて､昼にもう一つの弁当を食べるのである｡


その日の弁当を選ばれた女子はｼﾞｮｰｼﾞと一緒に帰る権利を得るらしく

ｼﾞｮｰｼﾞは弁当ばかりか､作った本人まで美味しくいただくのである｡


ｼﾞｮｰｼﾞにはこんな羨ましい話がたくさんあるのだ｡


彼がｲｹﾒﾝならまだいい｡

｢ｼﾞｮｰｼﾞ｣というあだ名は吉本新喜劇の島木譲二と瓜二つだから付けられたｱﾀﾞ名である｡


同じ地域､同じ時代に生まれたのに､こんなに階級矛盾があってもいいものか…


そんなｼﾞｮｰｼﾞの話を聞いていたからというもの

俺は大勢の女性の中に男が一人ってｼﾁｭｴｰｼｮﾝにただならぬ憧れを持っていたのだ｡


もしｱﾅﾀﾊﾝの女王事件が逆だったら･･･


妄想が得意な男性諸兄は想像して欲しい｡


無人島で３２人が女で､男が貴方一人だったら･･･


もう頭の中で大変な世界になりまっしゃろ？


｢おいおい､ちょっと落ちつけよ！俺のﾁﾝｺは一本しかないんやから｣

って残りの人生で一生言うことも無いｾﾘﾌを寝言で言ってまいそうでっしゃろ？



ある日のこと知人の紹介で女子高の先生やってる男性と会ったことがある｡


ｼﾞｮｰｼﾞの話を思い出して

｢羨ましい～羨ましい＼(◎o◎)／｣って言ってたら


｢そｰでも無いんですよ｣
と力の無いため息をつく女子高の先生｡


話を聞いてみると､先生はうつ病の治療を受けていた｡


原因は女子生徒からのいやがらせ｡


以前は女子生徒からも人気のある先生だったそうだが､ひょんなことから女子生徒たちから嫌われるようになってしまった｡


男子は単純なのだ､嫌いな人をすぐ暴力で解決しようとするから｡


一方､女子の嫌がらせは陰湿､陰険で巧妙な手口｡


ﾘｱﾙに(( ；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙであった｡


女の集団に好かれれば天国､嫌われれば地獄｡


｢女は怖い生きものですよ｣と先生は胃を押さえながら語った｡




結論｡


無人島で３２人が女で､男が俺一人だったら｡

ﾊｰﾚﾑどころか､嫌われないように従順な犬になるしかない｡

しかも夜はﾊﾞﾀｰ犬として｡


んで俺の性処理はどうするか？


･･･もう､ﾔｷﾞでいいや！( ´･ω･｀)