男性による痴漢｢冤罪｣の無罪確定が増えているという｡


何年か前に友人の職場のおじさんが痴漢で逮捕されたと聞いた｡


ただこの人は｢冤罪｣を主張していたらしいが､争ったところで男に分が悪く素直に｢痴漢｣の罪を認めることになったという｡



その後､その人は痴漢男のﾚｯﾃﾙを貼られ､会社も解雇され人生がめちゃくちゃになってしまったそうである｡


この男が本当に冤罪なのか実際に痴漢したのかは本人しかわからない｡



俺も一度､満員電車の時に肘で女性のおっぱいを押してしまって、変な目で睨まれたことがある｡





高砂親方に似たおばはんに…orz



俺は自他共に認めるｴﾛい人なので､ﾏﾈｷﾝのおっぱいにさえ無意識に手が伸びるくらいの乳好きである｡


当然､電車の中で女性の乳を見てはｺﾞｸﾘと生唾を飲み込むこともしばしばあるのだ。


だけどｴﾛくても｢犯罪｣だけには手を染めたくない｡


おっぱいは同意の上で揉みほぐしてこその『乳士道』であると思っている｡


なので電車の中では男は痴漢冤罪を回避しなければならない｡


俺なんか電車の中で､女性が近くにいれば､後ろから銃を突き付けられた人みたくﾎｰﾙﾄﾞｱｯﾌﾟしてる｡


ひどい満員電車の時は､ほとんど両腕を耳に付けたﾊﾞｻﾛ泳法の形で立っている｡



そんな習慣が身に付いたので電車に乗るとｶﾞﾗｶﾞﾗの車内でも条件反射的に万歳をしてしまい


違う意味で女性から変な目で見られてしまう時もあるが､痴漢に間違われるよりﾏｼであるし女性も安心ならそれでいい｡


性犯罪の冤罪も男にとって怖い問題なのである｡


男の俺でも深夜の一人夜道は怖い｡


特に後ろから足音やﾊﾞｲｸの音が聞こえると思わず身構えてしまう｡


格闘技をかじってた俺でも怖いのだ､普通の女性は結構な恐怖だと思う｡


こないだのこと｡

深夜に酒を飲んで千鳥足で機嫌良く歩いていたんだが


少し前を歩く若い女性が何度も俺の方を振り返り警戒しながら歩いていた｡


無理もない｡


深夜に､ひと気のない暗い夜道で千鳥足のｵｯｻﾝが後ろを歩いてくるのだ｡


怖いはずである｡


怖がらせるのも可愛そうなんで､女性を追い抜いて安心させてあげようと俺は歩く速度を速めた｡


すると前を歩く女性も俺の歩く速度に合わせて早歩きを始めたのである｡



････( ´･ω･｀)？


俺は追い抜いてあげるため､歩の速度をさらに上げる｡


女性もさらに俺に合わせて早歩きに｡


だんだん､競歩のような不自然な歩き方で速度を速めるﾈｴちゃん｡



（追い抜いてあげるってのに！）


正直､ﾑっとした｡


酔ってたとはいえ負けず嫌いの男の部分が出てくるのである｡


俺は千鳥足をもつれさせながら､さらに速度のｷﾞﾔを上げる｡


女性は､ほとんど小走り状態｡


俺も､負けじと若干小走り状態｡



追い抜いてあげようという俺の優しさに溢れた行為は


気がつけば


夜道で若い女性を追いかけてる変質者の図になってたのある｡



後ろから追い抜いてあげようとする紳士的な俺と｡

後ろから追いかけられてると思って逃げたお姉ちゃん｡


見知らぬ男女のﾎﾞﾀﾝの掛け違いである｡


やがて女性は全速力で俺をふっ切って走り去った｡


早い､早い｡


間違いなく陸上部出身（中距離選手）のﾌｫｰﾑであった｡


後から、何だか逆に怖がらせて本当に申し訳ないと思ったが

もし巡回中の警察官が、そこにいれば俺は冤罪事件として逮捕されてた可能性がある(￣ω￣；)


善意の行動だったのに｡

逃げた女性に

｢こないだ変なｵｯｻﾝに追いかけられてさ～｣

って変質者扱いされてるかと思うと少し悲しい｡


とりあえず男性諸君､痴漢は｢絶対にｱｶﾝ☆｣ということで(‘･ω･́)ゝ