前回､痴漢のｴﾋﾟｿｰﾄﾞでみなさんのｺﾒみたら


女性はけっこう痴漢や変質者の被害にあってるなぁって思う｡



実は俺のｵｶﾝも変質者の被害にあったことがある｡


俺が高校生の頃､食事中にｵｶﾝが神妙な顔で


｢今やからｱﾝﾀに話すことがあるねん…｣


何か深刻な話なのかと､ご飯を食べながら聞いてたら



｢ｳﾁ､中学のころ神社を歩いてたらな､いきなり変なｵｯｻﾝに･･･｣




｢変なｵｯｻﾝに･･･どうしたん？（緊張）｣





｢“ｻﾞｰﾒﾝ”かけられてん｣



思わぬ衝撃に食ってるﾓﾉを口から吹き出してしまった｡


何を持って｢今やから｣言えたのかわからんし


何よりｵｶﾝの口から｢ｻﾞｰﾒﾝ｣なんて単語は聞きたくなかった…



変質者のおかげでｵｶﾝはもちろんのこと俺まで軽いﾄﾗｳﾏになってしまったのである｡



ともかくこの世には考えられない変質者は存在している｡


こないだも大阪のｴﾚﾍﾞｰﾀｰ内で｢指をなめてくれ｣と女性の口に指を入れる男が逮捕されたばかり


大阪は変質者が多いって書いてる女性もいたが


･･･実際にそうかもしれない｡


んなわけで､ﾘｱﾙの2人の女友達から聞いた背筋も凍る『変質者』の話である｡



以前の職場の同僚A子は残業帰りの夜道を一人で歩いていた｡


会社からﾀｸｼｰを拾えるとこに行くには商店街の中を通らなくてはいけない｡


その商店街は昼間でも寂れた感じなんで夜になると人っ子一人いない｡


A子がその暗い商店街を歩いてたら､ふいに後ろに人の気配を感じたと言う｡


振り返ろうと思ったが､A子の五感は（絶対に後ろを振り返るな）と命令した｡


それもそのはず｡


A子のうなじに生暖かい鼻息がかかっていたという｡


今､振り返るのは危険だとA子は察知し前だけを向いて歩いていた｡


緊張しながら､ゆっくり歩いているとうなじにかかる生暖かい鼻息が｢ﾌｰ､ﾌｰ｣と一段と大きくなってきた｡



A子は思わず商店街のｼｮｰｳｲﾝﾄﾞｰに映る自分の姿を横目で見てみると




A子の真後ろに


ﾋﾟﾀっとｵｯｻﾝが張り付いていたのだという｡


それを見て､さすがに正気ではおれずA子は悲鳴をあげながら猛ﾀﾞｯｼｭで商店街の中を逃げた｡


後ろから鼻息だけのｵｯｻﾝの音で｢ﾌｰﾝ！ﾌｰﾝ！｣と追いかけてくる｡


なんとか､商店街を抜けて公園横の交番に駆け込んだA子｡


外を確認すると､すでにｵｯｻﾝは姿を消していた｡


警察官に事情を説明し､とりあえず事件現場にA子と警察官が向かうことになった｡


警察官からは

｢変質者ですから､もう既に現場から逃走している可能性があるので検挙は難しいかも･･･｣

と言われたそうだが


現場付近の商店街に到着すると



普通にそのｵｯｻﾝが腕組して仁王立ちしていたという｡


｢あ！こいつです｡｣


ｵｯｻﾝはあっさりと御用となったんだが､警察官に両脇を抱えられながら


｢首筋の臭いを嗅ぎたかっただけやん～｣

という叫び声が商店街に響いていたという｡



もう一人の変質者に遭遇した女性は学生時代から付き合いのあるB子｡


俺の反対を押し切り､大阪一､治安が悪くて有名なとある地域を引っ越し先に選んだＢ子｡


｢おもろい地域やん｣

とＢ子は引っ越し初日の余裕の表情から一ヶ月後､恐怖の表情に変わるのだった…


しかも俺をも巻き込んで (￣ω￣；)


ちょっと文章が長くなってるのでＢ子の話はまた次回に！(‘･ω･́)ゝ