｢私のこと好き？｣


何度となく彼女から問いかけられた質問である｡


嫌いになってたら､とっくに別れてるのに

女はなんで言葉で｢愛情｣を確認したがるのか不思議で仕方がなかった｡



｢好き？｣って聞かれて

俺は｢うん｡ｽｷ｣とは答えない｡


だって答えると､今度は

｢どれくらい好き？｣

ってのが来るに決まってるから｡



この問答がずｰっと続くのはｼｬｲな俺からしたら｢地獄｣なのである｡



俺だけでは無く｢好き｣だの｢愛してる｣だのが､こっ恥ずかしくて言えない男性は意外と多いと思う｡



言葉で確認したがる女性と答えられない男性｡



ただ､そうなると｢本当に愛してもらえてるのか｣と女性が不安になるのもわかる｡


そこで､以前に興味があって調べてみたことがあるのだが


｢山ｱﾗｼのｼﾞﾚﾝﾏ｣という著作で有名なｱﾒﾘｶの精神科医ﾚｵﾎﾟﾙﾄﾞ･ﾍﾞﾗｯｸが

“愛情の深さは計算式で導き出せる”と提唱している｡



そのﾍﾞﾗｯｸの愛情指数の計算式は


【前戯時間（分）＋後戯時間（分）÷性交時間（分）】


つまり前戯時間が15分､性交時間が30分､後戯時間が15分の場合は愛情指数は『１』となる｡


ﾍﾞﾗｯｸによればこの愛情指数が『24』のｶｯﾌﾟﾙが最もｾｯｸｽを楽しめ､愛情の深さ的には理想的な数値だという｡



ただ､この理想的な数値【24】に近付けようとすると


性交時間が30分の場合は



前後戯合わせて『12時間』





12時間も俺に何をせｰっちゅうねん( ´･ω･｀)


おっぱい好きの俺からしたら


右乳に6時間､左乳に6時間…


もし相手の乳首が干しｼｲﾀｹやったら､ええ感じに戻るぞ｡


俺の中にあるｴﾛの引き出しを全部出しても12時間は持て余す｡


この場合は､前戯に｢漫談｣を5時間程度､挟んでもいいんだろうか｡



2回戦突入になると


前後戯合わせて【24時間】

もはや､愛情どころか｢俺が死ぬか｣､｢お前が死ぬか｣ﾚﾍﾞﾙの命を賭けた真剣勝負のﾉﾘになる｡



一方で逆に性交時間が【10秒】の早漏ｸﾝは前後戯合わせて【４分】


衣服を脱がしたり､ﾌﾞﾗｼﾞｬｰのﾎｯｸを外すのにﾓﾀついているだけであっと言う間に挿入である｡



まぁ､こんな感じにﾍﾞﾗｯｸの愛情指数はちょっと無理のある公式ではあるし


｢ﾚｽ｣なのに､なぜか仲良しで愛情たっぷりなｶｯﾌﾟﾙもいるから必ずしもこの公式にすべて当てはまるわけではない｡


そこで､俺は独自で､かなり精度の高い公式を導きだした



その公式は




『りょうまの良いｵﾅﾆｰ指数』である｡


計算式は


【おかずを選ぶ時間（分）＋ｵﾅ後の虚無感（分）÷ｼｺｼｺ時間（分）】



俺の長いｵﾅﾆｰ歴から導きだした､最もｵﾅﾆｰを楽しんでる理想的数値は


【10】である｡



この数値に近づけば近づくほど良いｵﾅﾆｰだと思ってくれて間違いはない｡



ｺﾂとしては


おかずを選ぶ時間は特に意識せずに“たっぷり時間”をかけていい｡


お手元のﾗｲﾝﾅｯﾌﾟをおかずにする場合は､どれにしようかなぁって想いを馳せる時間を念頭に入れながら


すでに“ｲｷどころ”も理解しているから【10】の数値は比較的導きやすくなる｡


ただし､注意するところは初物に関しては｢選ぶ時間｣｢鑑賞する時間｣と相当の時間を費やさなければならない｡


借りてきたﾓﾉを再生ﾎﾞﾀﾝと同時にﾁﾝｺを出すようでは充実したｵﾅﾆｰは無理｡



ちゃんと内容の全貌を把握して自分の“ｲｷどころ”をしっかり見極めること｡


そうやって自分のｺﾞｰﾙはどこにあるのかを､しっかりと見極めて理想的数値に近づくように


ｼｺｼｺJAPANすれば良い｡



ただ､問題なのは



射精後に一気に押し寄せてくる波（虚無感）である｡


【Orz】←この時間はできるかぎり短い時間を追求したい｡



｢大丈夫､きっと明日はいいことあるさ！｣


って自分に言い聞かせながら

虚無感と一緒に処理済みの丸めたﾃｨｯｼｭを少し離れたｺﾞﾐ箱に一発で投げ入れてしまおう｡


ただ､最近､俺も年齢と共に｢Orz｣の時間が長くなってきて

そのうちﾃｨｯｼｭでﾁﾝﾁﾝを拭く時間より涙をぬぐう時間の方が増えそうな勢いです｡


まぁ､ﾍﾞﾗｯｸの｢恋愛指数｣､りょうまの｢ｵﾅﾆｰ指数｣の公式を参考にしながら


良いｾｯｸｽﾗｲﾌ､良いｵﾅﾆｰﾗｲﾌを楽しんでみてください(‘･ω･́)ゝ