【何故なんだ[!?]】半年間、彼女とセックスができなかった後輩の話【処女[!!][手(グー)][あせあせ(飛び散る汗)][グッド(上向き矢印)]
40代前半  大阪府
2011/08/28 1:40
【何故なんだ[!?]】半年間、彼女とセックスができなかった後輩の話【処女[!!][手(グー)][あせあせ(飛び散る汗)][グッド(上向き矢印)]
俺もそれなりにいいオッサンになってきたので

ちょくちょく人生相談を受ける時がある。


その時はできるかぎり快く応じているのだが。



ただ―


どうしても俺には苦手な相談事の分野がある。




それは『恋愛相談』


これだけは、今も昔も最も苦手とするジャンルである。




なぜなら






すっごく、こっ恥ずかしいから。


本当に照れます。




いいオッサンが酔っぱらいながら

愛だの恋だのをドヤ顔で語る―。



もし偶然、俺が幽体離脱してしまい


そんな俺の恥ずかしい姿を客観的に見てるのを想像するだけで


アナルの入口からサナダ虫が大暴れしたかのように、

ケツの穴がムズ痒くなるのである。




だから仲間内で熱い恋愛相談が始まると


俺、一人だけ


( ´_ゝ`)←こんな顔になっている。




ただ、ある出来事をきっかけに



苦手な恋愛相談も1つだけ


自信を持ってアドバイスができるようになった。




そのきっかけとなった後輩の話である。



もう何年も前の話になるんだが。



高校時代に可愛がっていた後輩が当時、ショットバーを経営するという夢を持っていて

その夢を叶えようと大阪から東京に移り住んでいた。



後輩が東京に行ってからは、会ってないし、連絡もない。



まぁ夢に向かって邁進してるんやろうなって思ってたら―


ある日を境に、その後輩から


毎晩のように電話がかかってくるようになった。





恋愛相談である。



そもそも電話で話すのが苦手な俺なのに

恋愛相談という苦手のダブルパンチである。



「先輩、真剣に好きな人ができました!」



何でもお店に一人で来てくれる

常連の女の子に一目惚れをしたらしい。



「ボクを見る目は惚れた目だと思うんですがどうですか?」


「ボクに対する仕草は他の男と接する態度と違うので脈ありですよね?」



おい、落ち着け


俺はその子を一切、知らない。




まぁ、めんどくさいやら


俺はずっと小指で鼻くそをほじくりながら


「そーか、そーか、( ´_ゝ`)」


と適当に恋愛相談を聞き流していた。




酷い時は、店が閉店した朝の4時くらいに


悲痛な声で



「先輩!あか~ん、ほんまに真剣なんです―。」


「・・・(ガチャ!)」


3秒で電話を切ってやった時もあった。




それ以来、電話では無く、


気を使ってメールを送ってくる日が続いた。



[メール]今日も可愛かった!


[メール]本当に真剣なんです!


[メール]マジで好きなんです!



後輩の思いのたけが、

ほぼ毎晩のように俺のメールに届いて



もしかして、こいつが好きなのは




俺なんじゃないか?


と軽く錯覚したほどである。




ほどなくして、彼の一途で“真剣”な想いは、
ようやく実ったようで



[メール]先輩、告白したら付き合うことができました。



ってメールが来た。


[メール]それは良かったね。おめでとう。

と打った。


マジで嬉しかった。


後輩はルックスはアレだが、

昔から純粋で真っ直ぐなイイ男なのである。



送られてきた彼女の写メ。



彼女、超可愛い。



なんだか、イラっときたので返信はせずにいた。




メールで報告を受けてしばらくしてから、後輩が仕事の休みに会わせて大阪に帰って来たので


高校時代の部活の仲間数人と一緒に酒を飲んでいた。



「お前、例の付き合った彼女のおっぱいはどや?」


どうも他人の彼女のおっぱいの塩梅が


無性に気になる俺が、後輩に下ネタを切り出したと思う。



「それが彼女がなかなかヤラしてくれないんですよ(笑)」



「ええ?マジかいな!付き合ってもう数か月やろがーw」



夜の仕事をしている後輩と、昼間の仕事をしている彼女が、なかなか2人の時間が合わないと前置きをしたうえで



「キスとかイチャイチャはさせてくれるんだけど、エッチまでがなかなか…」



後輩の彼女の写メを見ながら

ドヨドヨしていた仲間の一人が



「お前、女に騙されてるんちゃうか?」

と疑いを持ちだした。



そうなってくると悪ノリする連中である―。


「300万円くらいのイルカの絵を購入してローン組まされてないかw?」


「変なヘッドキャップを被らされて、やたらと来世の話をされてないか?ww」



彼女とエッチができない後輩を、みんなで嘲笑い


大爆笑してたんだが―。




後輩はありったけのドヤ顔で


「それがね、わけがあって実は、俺の彼女






・・・・『処女』なんで怖い言うんですよ」





大爆笑の笑い声がピタっと止まり


シーンと静まりかえった。





男は『処女』という単語を聞くと、


どうやら急に黙りこんでしまう性質があるようで―


心なしか、隣席のサラリーマンや


居酒屋の大将までシーンとしていた。




俺達、全員、男子校出身。


『処女』とのセックスなんて


都市伝説か、あるいは一部の富裕層にしか当たらないものとばかり思っていた。



一同、妬みいっぱいな趣で、その日はヤケ酒っぽく悪酒をあおった。



そして、そこからさらに時が経って


遂に後輩に運命の日がやってきたのである。


その日は俺にとっても忘れられないクリスマスとなった。



その年のクリスマスは、いつもと変わらず「ヨシ」と一緒に天満の居酒屋で酒を飲んでいた。



そこに後輩から電話の着信。



「おう!どうしてん?」




「今日ですね。初めて彼女とエッチすることになったんです。」



「おい!切るぞ![むかっ(怒り)]



ヨシと一緒に過ごす、切ないクリスマスの夜に、処女の彼女とセックスする自慢話を聞く耳と広い心なんて


一切俺には持ち合わせていない!


瞬時に電話を切ろうとしたら―



「ちょっと、待ってください!![あせあせ(飛び散る汗)]



「なんやねんな!!しばくでww」





「えっとですね、僕の彼女ね・・・


















チンコありましたわ[!!][!!]





飲んでる芋焼酎をブー!!っと吹き出して、後ろに倒れそうになった。



処女だって言ってエッチを拒否していた彼女は



男だったのである―。





彼女にチンコがあることを発見したショックで、かなりの口論となったそうで


部屋に彼女を残したまま、後輩は外に飛び出し、俺に電話をかけてきているのである。




「とりあえず部屋に戻ってあげれば?」

「嫌です。」



「いいから戻ってあげろって。」

「嫌です。」



昔から聞きわけのいい後輩が頑なに俺の命令を拒否して、やがて一方的に電話を切りやがった。



後輩はしきりに「性障害」と言っていたが


それが「性同一性障害」であることを俺は知っていた。



当時、俺は金八先生を見ていたので上戸彩が演じた「性同一性障害」の役にかなり感情移入していたのだ。



後輩の彼女でいうと、身体は男だけど、頭と心は完全に女なのである。




クリスマスの夜に部屋に一人残された彼女が気の毒やし。


半年前に「真剣に好きなんです」と何度も電話をかけてきた後輩の嬉しそうな声も思い出す。



なんだか、いたたまれない気持になり

ヨシと一緒に朝まで飲み屋をはしごした。




朝までグデングデンに飲んで、

電柱に2人でゲーゲー吐いてたら




後輩から一通のメールが入っていた。


どうせ「別れました」ってメールやと
思って開いてみると―。









[メール]俺、フェラが上手って彼女に褒められました[指でOK]






って、部屋に戻って彼女とヤッとんかい!!



そのメールを見せてヨシとゲラゲラ笑った。




笑ってたら、だんだん嬉しさが込み上げてきて


爆笑のハイテンションのままで後輩に電話をかける。



「わははは!フェラしたったんか!俺はな、お前が今日で別れると思ったで!」



「そんなんで別れませんよ!『真剣に好き』って何度も言うてたやないですか」



後輩曰く、口論の内容は


確かに彼女にチンコがあったことはショックだったけどもそれより


何でもっと早く自分に打ち空けてくれなかったのかってことに、腹を立てていたんだという。




高校時代、俺が膝の怪我で試合に出れないと
わかった日に、


俺の前で、まるで自分のことのように

「悔しい、悔しい」と

泣きじゃくった後輩である。



あれから何年も経つのに

何も変わっていない。


相変わらず、真っすぐで純粋でおバカな体育会系の後輩。



その後輩の真っすぐさが懐かしいやら
可愛いいやらで




さっきまでゲラゲラ笑ってたのに、


何だか気がつけば

笑いながら涙がこぼれそうになっていた。





そして現在―。



後輩は独立して見事に夢を叶えた。


小さいけど神戸でショットバーのオーナーになっている。



ただ、残念ながら彼女とは3年位前に別れている。


理由は、彼女が他に好きな男ができてしまったから。


それは恋愛では仕方がないこと。


言うまでもなく、ちゃんとした男と女の別れ方であった。




今でも、稀に片想い中の男から恋愛相談を受けることがある。



やっぱり、愛だの恋だの言うのが、こっ恥ずかしいことに今も変わりは無いんだけど



必ず最後に言う言葉は―。




「彼女にチンコがあっても好きでいれるか?」

である。



たいがいは、アホですか?って感じで笑われるねん(笑)



でもチンコだけに限らず、ぶれない想い。


「真剣に好き」って、そういうことなんやないかと思ったりもするのである。

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コメント

40代前半  大阪府

2011/08/29 22:38

90. >かこさん


大丈夫です(‘・ω・́)ゝ

書きこむのは全然大丈夫ですけど、

ほんまに「真面目に素敵な方」がどれだけ来るかは、ちょっと責任持てませんww

40代前半  大阪府

2011/08/29 22:36

89. >りんごさん

やろ?

たぶん、昼夜逆転して

思考能力が低下してるんだよw( ´・ω・`)

今日は早く寝なさい。

40代後半  大分県

2011/08/29 20:05

88. >りょうまさん

「真面目に素敵な方だけ」って、ホンマに書き込みしてみよっか?
オマエはナンボのもんじゃい!
って声が聞こえそう(`Δ´)

りんご[退]
30代半ば  静岡県

2011/08/29 18:15

87. >りょうまさん


やっぱりwww

自分でコメいれた後

?マークが頭の中いっぱぃだった(笑)

40代前半  大阪府

2011/08/29 18:11

86. [光るハート][ぴかぴか(新しい)]希羅琳[ぴかぴか(新しい)][光るハート]К†ЯÅ∠†Й[ぴかぴか(新しい)][光るハート]さん

ようこそおいでやすww(‘・ω・́)ゝ

また、いつでも遊びにくてくださいませ★

40代前半  大阪府

2011/08/29 18:10

85. >まゆさん


ヒ~!告られた!!\(◎o◎)/

妄想の俺と現実の俺とのギャップの差異に

きっとショックを受けて鼻血が出ますww

40代前半  大阪府

2011/08/29 18:08

84. >りんごさん


えー!!神秘的かな(笑)

夜に目光ながらコンビニの前歩いている見かけたら、腰抜かしながら逃げるわww

30代前半  兵庫県

2011/08/29 15:46

82. >りょうまさん

りょうまさん好きです[!!]
妄想で鼻血出すだけに
止めときますから[目がハート]

りんご[退]
30代半ば  静岡県

2011/08/29 14:44

81. >りょうまさん


光ってる目、見てみたくなぃ?
なんか

神秘的(?)じゃん(笑)

40代前半  大阪府

2011/08/29 13:54

80. >まゆさん

先が無いって納得してて、その感情がコントロールできるなら・・・・・

してもいいんじゃないかな?( ´_ゝ`)

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