前回の日記を読んで想うところがある人が多かったみたいで



わざわざ感想をﾒｰﾙや伝言で下さった方々､ありがとうございます｡


全部､読みました（*^_^*）




それを踏まえて俺から､一言｡



幼少期の頃のﾁﾋﾞりょうまに関心を持っていただいている女性の方が多いんですが






できれば




俺の下半身についてる


“ﾁﾋﾞりょうま”にも

興味･関心を持っていただけるとありがたいんです｡



さ～て､さっそく､こんな感じで行きますよ―｡



みなさんも､ｳｽｳｽ気付き出してると思うんだけど




実は俺って､意外とｽｹﾍﾞなんです｡




とりわけ､猥談（ｴｯﾁな話）が大好物で､その歴史も長い｡




小学校の頃に､幼馴染のﾖｼなんかと放送部に所属してて､



昼休みなんかは校内に優雅なｸﾗｼｯｸのﾚｺｰﾄﾞをかけながら､


放送室内ではその音色をＢＧＭにしてずっと､俺とﾖｼで猥談をしていた｡



一度､放送室内のﾏｲｸがＯＮになってるのを気付かずに


全校中に､俺とﾖｼの猥談の内容がﾀﾞﾀﾞ漏れになった放送事故があって



ﾖｼの

｢うん､たしかに３Ｐは一人余るけどな｣

って名言と同時に教師たちが怒涛のように放送室に流れ込んできて



まだ教師からの体罰が許される時代だったから､俺たちの頭がﾀﾝｺﾌﾞだらけになったことを昨日のことのように覚えている｡




高校１年の入学の時も新しくできた友達と休み時間に､お互いの手を探るように猥談を仕掛けてみる｡


ずっと猥談をしている人間は､不思議と集まり自然と結束するものである｡



するとﾄﾞﾔ顔で俺たちの猥談に乱入してくるｸﾗｽﾒｰﾄがいた｡



よく中学の時は真面目だった生徒が､高校になってﾔﾝｷｰになるのを


高校ﾃﾞﾋﾞｭｰと言われて､筋金入りのﾔﾝｷｰにｼﾒられたりするんだが



猥談にもﾃﾞﾋﾞｭｰみたいなのがあって


ﾔﾝｷｰで言うなら煙草の吸い方､喧嘩の仕方でわかるんだが


猥談には､普段からｴﾛﾜｰﾄﾞを言い慣れてるかどうか､言葉の使い方でわかるのである｡




そのﾄﾞﾔ顔のｸﾗｽﾒｰﾄは


｢ﾌｪﾗﾁｵ｣と言いたかったんだろうが



｢ﾌｪﾗｯﾃｨｰｯｵ｣って


ｲﾀﾘｱ料理みたいな発音をしやがって



まったく言い慣れていないｴﾛﾜｰﾄﾞに


｢貴様はｴﾛﾃﾞﾋﾞｭｰやろが！！｣

って恫喝したこともある｡



俺なんて｢おかわり！｣って言うくらい､｢ｲﾗﾏﾁｵ｣と自然に言えていた｡



そんな感じで大人になった今でも猥談は大好物なんだけど



男だけの飲み会ほど猥談が楽しいものは無い｡



特にﾒﾝﾊﾞｰ構成を見て猥談における｢論客｣的な人物がいれば


飲みながら普通の会話を交わしつつ｢いつ猥談を切り出すのか｣というある種､互いの駆け引きというか

ﾋﾟﾘﾋﾟﾘした緊張感みたいなもんがあって､なかなかのﾀﾞｲﾅﾐｽﾞﾑを感じるのである｡



写真･映画用語には｢ﾏｼﾞｯｸｱﾜｰ｣といって､日没後に太陽は沈んでいるが､まだ周りが残光に照らされている“最も美しい時間帯”があるんだが



こと猥談においても､この｢ﾏｼﾞｯｸｱﾜｰ｣という概念が存在していると思っていて


時計が午前１時を回り､そろそろ生中に飽きて芋焼酎に変わろうかというあたりの


“最も過激な時間帯”である｡



この時間帯の猥談は腹筋がちぎれるほどおもろい話のｵﾝﾊﾟﾚｰﾄﾞとなるのである｡



男同士の猥談こそ最強｡

俺はそう思い込んでいたのである｡



ところが､百戦錬磨の俺でさえ舌を巻き､男同志の猥談をも凌駕する､最低にして最凶のｴﾛﾄｰｸを繰り出す軍団が存在した｡



それは―｡



【３０代前半～後半の主婦の女子会である｡】




小さい子どもがいるから､時間的には午前中～14：00までの､ﾄﾞ昼間の時間帯に


もう､こいつら頭がおかしいんじゃないかと思うくらいの過激な猥談が繰り広げられているという｡




証言Ａ（25歳男性）ｶﾗｵｹ店勤務


｢ﾄﾞﾘﾝｸを部屋に運ぶ時､歌ってる時は声が小さくなるのに､ｴﾛ話の時のﾎﾞﾘｭｰﾑは､ずっと同じなんですよ｣




証言Ｂ（３０代女性）ﾜｸﾜｸｶﾞｰﾙ


｢普段の日記ではｶﾏﾄﾄぶってますけど､女子会で集まれば､それはめちゃくちゃですよ｣




証言Ｃ（３０代男性）ﾖｼ･幼馴染


｢ﾗﾝﾁ時のﾌｧﾐﾚｽに３０代くらいの主婦が集団でいたから､ｱﾑｳ○ｲの説明会かなんかかと思って聞き耳を立ててたら｡


ﾘｰﾀﾞｰ的な主婦が｢ｱﾅﾙﾌﾟﾚｲの経験ある人！｣って手を挙げさせていた｡


けっこう多かった｡｣




主婦の女子会ってそんなにすごいものなのか｡



あまりにも女子会での会話に興味が出てしまった俺は､同級生で主婦の友人に連絡をして



｢費用は俺が全部出すから､主婦の女子会に参加させてくれ｣と頼み込んだ｡




りょうまが参加してもいいって条件で集まってくれたのは､


俺も初対面の30代前半～後半の主婦が５人｡


みなさん清楚でお洒落な美人さん｡



俺を含めたﾒﾝﾊﾞｰ6人で平日昼間のｶﾗｵｹﾎﾞｯｸｽに繰り出した｡



以下､簡単にﾚﾎﾟｰﾄ｡



俺はとりあえず､どんな話をしているのか聞くのが目的だから､存在感を消して空気に徹した｡



まず､ｶﾗｵｹに来ながら､みなさん､まったくもって歌う気配がありません｡



基本的に全員､主婦なんだが､しっかり浮気してて､ちゃんと彼氏がいてます｡



①まずは､各々の彼氏のﾉﾛｹ話からｽﾀｰﾄ｡


まぁ､のろける､のろける｡


何歳になっても女は女｡

女子高生みたいな会話である｡



（はいはい､ごちそうさま）


とりあえず､ﾋﾞｰﾙを昼間からｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ飲むﾀﾞﾒ人間､りょうま｡





②続いて､旦那の悪口合戦から始まる｡



まぁ､何と言うか･･･

ここまで自分の旦那を口汚く罵れるものなんだな｡


｢人生の伴侶って何なのかね？｣


｢神父さんの前で誓ったあの言葉は何なのかね？｣


口を挟みたくなったけどとりあえず我慢､我慢｡



（俺も奥さんに言われてるのかな････）

飲んでるﾋﾞｰﾙが一気に不味くなる｡




③子どもの話


子どものいない俺には､まだわからない悩みなんだが


彼氏がいても､旦那の悪口を言っても


けっこう子どもに対しては､教育方針や将来のことを真剣に考えてるんやなって思った｡

①～②の話だけで､見くびっていたｽﾏﾝ｡


ほんまに想像以上に育児って大変なんやな｡


せめて少しでも旦那が子育てに協力してくれれば助かるのにって意見が多く､男として肝に銘じなければと思った｡



ただ子どもってすぐ大きくなるから､一番､可愛い限られた期間に

旦那が仕事等で子どもと触れ合え無いのは本当に可哀そうと同情する発言に一同が大きく頷く｡





④『猥談』




ﾊｰｰｲ！！！遂に出ました｡


主婦の猥談｡




彼氏とのｾｯｸｽで端を発したｴﾛﾄｰｸは噂にたがわぬ常軌を逸するﾄﾞ変態ﾓｰﾄﾞ｡




俺も長年､猥談ではﾘｰﾄﾞﾄｰｶｰをさせてもらったが


百戦錬磨の俺でさえ､口ごもってしまうﾜｰﾄﾞが清楚な主婦の口から次から次へと飛び出す｡



何がすごいって､これが昼間で全員がｼﾗﾌということである｡


これで酒入ったら､こいつらって…想像するだけで恐ろしくなった｡




空気に徹するつもりの俺が､過激な猥談に刺激されてしまい

ついに俺も交えての､猥談の｢乱交ﾊﾟｰﾃｨ｣



女性５人､男１人で入ったｶﾗｵｹﾎﾞｯｸｽのはずが


気がつくと｢ｵｯｻﾝ６人｣になっていた｡





ｶﾗｵｹから出ると､外は明るかった｡



さっきまので猥談ｼｰﾝは何やったんだろうか｡軽い白昼夢を見たようなﾎﾞｰっとした錯覚におちいった｡



主婦たちは幼稚園に子どもを迎えにいくんだと､ちりぢりに消えていった｡


俺は主婦たちの背中と眩しい太陽をにらみながら



｢もう俺は３０代主婦の清楚さに騙されない！｣


と心に誓った｡