３５歳を越えている皆さんは､一度くらいは経験ないだろうか｡



外出しようと思ったら玄関で忘れ物に気づいて､それを取りに２階のﾘﾋﾞﾝｸﾞに上がる｡



２階に上がったのはいいけど､何を忘れたのかを完全に忘れてしまって､無意味にｱﾎみたいな顔（頭の中が真っ白）でたたずんでる｡



（あれ？･･･俺､何で２階に上がってきたんかな？）



ちょっと軽い記憶喪失みたいな感じで小首をかしげながら､再び一階に下りるんだが


下りてる途中で､何を忘れたのかを急に思い出して


｢そうや､そうや｣と


踵を返して､また２階に上がったのはいいんだけど―



再びｱﾎみたいな顔（頭の中が真っ白）で腕組しながら


｢あれ？何で俺は…｣



俺は､最近こんなﾄﾞ忘れが多いねん｡




もうね､３５歳を境に脳がｱﾚになるｽｲｯﾁが入ったんだと思うんだ｡



それを証拠に本当に言葉が出なくなった｡




誰かと話してて言いたいことは頭にあるのに､その言葉が急に出てこなくなる｡



でも頭にあるから話したい｡


だからつい､突発的に立ち飲み屋のおっちゃんみたいに



｢ｱﾚがﾅﾆしてｱﾚになるやろ｣

的な発言をしてしまう｡

（大阪新世界の飲み屋のおっちゃん達はこれで会話が成立するからすごいやろ？）




そんな感じで３５歳越えたら男は脳がｱｶﾝ感じになっていくけど

一方､女ってしっかりしてるよね｡



最近､同級生の女友達に､まったく口喧嘩で勝てなくなったもん｡


２０代の頃なんて口八丁手八丁で圧勝してた相手に言い負かされるｗ


口喧嘩といっても悪態の付き合い､屁理屈の言い合いみたいなｼﾞｬﾚ合いみたいな感じなのだが…


まぁ言葉が出ない｡




今なんか､劣勢になったら



｢ｱﾎｰ！ﾎﾞｹｰ！｣って


小学３年生なみに悪態のﾎﾞｷｬﾌﾞﾗﾘｰが貧困になってきた｡



何でこんなに残念な感じになってるのかと調べてみたら―



人間の脳細胞って生まれた時は140億個あるんだけど､数は増えず減る一方なんだって｡




だけど脳細胞を刺激することで新しい神経突起とやらをどんどん伸ばせるため､頭を使えば使うほど､脳は活発化していく｡




ところが中年になるとぐんと脳細胞が減る速度が速まり思考力が衰えたり忘れやすくなったりするんだって｡



これが今､俺におこってる脳の老化現象なわけです｡



この脳の老化現象は男女の差があって､比較的､女性の方がゆっくり進むそうだ｡



なるほど｡


口喧嘩で女に負けるはずである｡




じゃあ､なんで“男だけ”が､こんなｱﾎになっていくのか―｡




ある仮説を立ててみた｡



俺が思うに

男女の脳の老化における違いの要因は―














男女のｵﾅﾆｰとの向き合い方の違いと

密接に関係していないだろうか｡





男はをする時､みんな自分だけの｢お宝｣を持っている｡



いわゆる｢おかず｣である｡




｢ふむ｡今日はこれで逝こうか｡｣



かっこ悪いが､なんか､かっこいい感じで今日の｢おかず｣を決めるわけだ｡



そして､ＰＣﾓﾆﾀなり､ﾃﾚﾋﾞなり､ｴﾛ本なりを凝視しながら､あらかじめ決めておいた“ｲｷどころ”で無機質になのである｡



精通２５周年記念の俺だけど､２５年間､ずっと同じことの繰り返しである｡


ずっと同じ繰り返しだと､どうなるか｡




調子のいいときはＤＶＤﾃﾞｯｷの電源が入った機械音だけで





勃起しそうになるもん｡


ﾊﾟﾌﾞﾛﾌの犬である｡






一方の女性は､どうだろうか｡



｢ｱﾀｼは問答無用に電ﾏでＧＯだから！！！｣な

ｱﾚな人を除いて



女性にとって｢おかず｣と言えば


頭の中でいろんな妄想や空想を思い浮かべながらじっくりとするわけだ｡




ことｵﾅﾆｰに関しては男性の頭の中より女性の頭の中の方が､断然ﾌｧﾝﾀｼﾞｰで、その想像力で右脳も発達させ


ﾊﾟﾝﾂの中の突起と一緒に脳の神経突起とやらも発達させているのである｡



以上のことから男女の脳の老化の違いは絶対にｵﾅﾆｰとの向き合い方だと断言したい｡



そんなﾜｹで俺はこれ以上､脳の老化を進めないためにも､もう｢おかず｣は使わないでおこうと思う｡



で脳を鍛えるのだ｡




とりあえず手初めに―



食ﾊﾟﾝ咥えながら｢遅刻だｰ！｣って走ってくる女性新入社員と曲がり角で派手にぶつかる俺（部長）というｼﾁｭｴｰｼｮﾝから



ｲﾏｼﾞﾈｰｼｮﾝしてみることにする｡


皆さんのいいｲﾏｼﾞﾈｰｼｮﾝがあったら紹介してね☆