｢天上天下唯我独尊｣
（てんじょうてんげ　ゆいがどくそん）


って言葉をご存じだろうか｡



よく暴走族の特攻服とかに刺繍されている言葉だから元ﾔﾝﾁｬしてた人なら馴染みある言葉だとは思う｡



そもそもこの言葉の由来は仏教用語で


｢世の中で自分ほど偉いものはない｣


という意味で広く理解され使われてるんだが､本来は意味が違う｡



この言葉の本当の意味は､御釈迦様曰く



｢お互いにみんなそれぞれ尊い存在｡お互いの違いを認め理解し合うことが大切｣


という尊い言葉であるという｡




なので､今後は


｢世の中で自分ほど偉いものはない｣



という意味で


｢天上天下唯我独尊｣


という言葉を使うのは､恥ずかしいから止めた方がいい｡





どうしてもこの意味で使いたいならば













｢天上“ＴＥＮＧＡ”唯我独尊｣

と使って欲しい｡




だって世の中の大人のおもちゃでこんなｲｲものは他にないんだもの｡




まだＴＥＮＧＡが発売されるもっと昔の話である｡



｢すごいで！もうほとんど女のおめこと同じやったわ！！｣



中３の頃の休み時間｡



唯一ｸﾞﾙｰﾌﾟ内で童貞を卒業した友達が興奮気味に語っていた｡


当時､ﾁｪﾘｰﾎﾞｰｲだった俺は､生唾を飲み込みながらその話を聞いていた｡



｢ｵﾅﾎｰﾙ｣の話である｡




名称はたしか



『小さな楽園』だったと思う｡




当時､童貞ではあったが､さすがにﾉｰｶｯﾄﾓﾉのｴﾛﾋﾞﾃﾞｵなんかは見ていたので､ある程度ｾｯｸｽに関する知識はあった｡




知らないのは｢挿入感｣だけであった｡


ＡＶ男優たちがｱﾍｱﾍ言ってて､もう､どれくらい気持ちいいのか､知りたくて､知りたくて当時の俺の部屋の床で転がり回っていたのである｡



だから､童貞を卒業した友人たちとの情報交換には余念がなかったのである｡



ある友人は


｢ｶｯﾌﾟﾇｰﾄﾞﾙにお湯を入れて､お湯がぬるくなったところでﾁﾝｺを入れると本物に近いで｣



と聞いたから､俺は必至に質問を繰り返した｡



俺も忘れてたけど当時の友達が笑い話で今も話すんだが


だいたいの人ってｶｯﾌﾟﾗｰﾒﾝｵﾅﾆｰと聞いて質問する時は




｢お湯がどれくらいぬるくなって挿入すればいいの？｣


って聞くのが中心なんだが､


俺が必至に聞いていた質問が






｢何の味が一番気持ちいいのん？｣


しきりにﾀﾞｼを気にしてたらしいｗｗｗ






ともかく､昔ながらの日清のﾗｰﾒﾝで実践してみたんだが､感想としては




『ぬるいｶｯﾌﾟﾇｰﾄﾞﾙにﾁﾝｺをﾂｯｺﾝだ感触』というそれ以上でもそれ以下でもない


そのまんまの感想である｡




また


｢人肌に温めたｺﾝﾆｬｸがいいで！｣


という友人がいて､しかも､ｺﾝﾆｬｸの断面に切り口を｢※｣にすると尚､良いと聞いて､さっそく温めて実践してみたんだが




色々と食べ物を粗末にして罰が当たったのか､ﾁﾝｺが､ｺﾝﾆｬｸにかぶれてしまって痒みが治まらず




四六時中ﾁﾝｺをﾓﾐﾓﾐしてる怪しい少年になってしまっていた｡





食べ物はﾀﾞﾒだってことで､続いてﾖｼがお勧めしてたのが





｢釣りで使うｳｼﾞ虫をﾊｴにして､その羽をむしって､ﾁﾝｺの先で､もぞもぞと････｣




これは気持ち悪くて､実践していない｡



ﾊｴが美味しそうに我慢汁を吸うそうだｗｗｗ




そんな感じだったから



中３の頃､友人が語る『小さな楽園』に期待に胸を膨らませた｡




人生､初めて購入する｢大人のおもちゃ｣であった｡




当時､800円くらいであったから､中学生の俺には大金であったが｢本物と同じ｣と聞いて黙ってる俺ではない｡




千円札を握りしめて､ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら大人のおもちゃ屋さんで｢小さな楽園を一つくださいな｣と注文｡





大きさは､ｶｯﾌﾟﾇｰﾄﾞﾙくらいの大きさで蓋は透明｡中はﾋﾟﾝｸ色のｽﾎﾟﾝｼﾞで内部がﾎﾞｺﾎﾞｺと凹凸状になっていた｡



付属にﾛｰｼｮﾝが付いていたので､そのﾛｰｼｮﾝを内部の中に垂らして準備は完了｡




もう､その仕草をしてるだけなのに

期待でｷﾞﾝｷﾞﾝに勃起していた俺｡




えいや！！！とばかりに挿入｡




脳に電流が走った｡







気持ちいい････





これが本物なのか･････






本当に衝撃を受けて､すぐに逝ったと思う｡




そこから｢小さな楽園｣にﾊﾏってしまい､お小遣いを握りしめては､大人のおもちゃ屋さんに走ったのである｡


お年玉の総額を｢ＴＥＮＧＡ何個｣という基準で考えたてことは､今も大人たちは知らない｡





そして､こんな俺にも､やっとこさ童貞を捨てる日がやってきたのである｡





目の前にあるのは本物の女のﾎｰﾙである｡




えいや！！！と女の中に挿入！！！





！！！！！





？？？？？







なんだｰ！！こりゃあ！！！！








｢小さな楽園｣と､全然違うじゃねぇかｰ！！






いや､ぶっちゃけ



｢小さな楽園｣の方が気持ち良かったのである｡




女の本物の感触を知りたいために､｢小さな楽園｣に手を出したはずの俺は






いつの間にか





｢小さな楽園｣の感触に近い､本物の女を探すようになっていたのである｡





そして｢小さな楽園｣の感触を越えさらに進化する形で目の前に現れたのが･･･今の












ＴＥＮＧＡなのであった！！！！

（女じゃないのかよｰ！）







ＴＥＮＧＡは恐らくｵﾅﾎｰﾙの中では最強｡




俺が生きている限り



｢天上“ＴＥＮＧＡ”唯我独尊｣


であると思う｡




ただ､これはあくまでもｵﾅﾎｰﾙというｼﾞｬﾝﾙの中では唯我独尊なんだが､本物のオマンコも､すごい人はすごい｡




本当にお世辞抜きに名器な人には､素直に名器と言ってきた｡



｢今まで､やってきた人に比べるとｲｲってこと？｣



って色っぽく上目使いで聞かれると､俺はちゃんと答えてあげた｡




｢ううん｡



ＴＥＮＧＡより良かったから･･･( ´･ω･｀)｣





そうですね｡


だいたいそれ聞いたら女は怒ります｡







｢ちょっと､なんでＴＥＮＧＡ基準なん！！！｣




ＴＥＮＧＡより気持ちいいって相当のことなのになぜ怒るんだろうと思うんだが｡




では､なんで本物と比べないのか｡





だって比べちゃﾀﾞﾒなんだよ｡






だって本物の女性器には正しい意味で




｢天上天下唯我独尊｣



だと思うからである(‘･ω･́)ゝ





だから､ﾁﾝｺの方もどうか｢それぞれが尊い存在｣として大目に見てください｡