日常のあちらこちらにエロは転がってるのだ

下着姿で町を歩いている女性を見るよりも

何気ない日常の中で見つけたﾊﾟﾝﾁﾗにこれ以上無い幸福感を感じる男って多いでしょ？

うん｡

俺もそうだぜ兄弟達！！

ただ､もう､俺ﾚﾍﾞﾙになってくると

もはやﾊﾟﾝﾁﾗでさえ生ぬるい｡

俺ﾚﾍﾞﾙで言うと―

まったくｴﾛっ気の無いｼﾁｭｴｰｼｮﾝから

いかに脳内でｴﾛに転換させるのか…

これが本来の正しいｴﾛだと思ってるんだ｡

俺が20代の頃に働いていた会社にＡさんという､年上のお姉さんですっごく清楚な美人がいた｡

この人がめちゃくちゃｳﾌﾞな人で､ちょっと男性社員が軽い下ﾈﾀを言うと､顔を真っ赤にして逃げるほどである｡

｢Ａさんはﾊﾞｰｼﾞﾝじゃないか？｣とう議論で2時間でも3時間でも酒を飲んでいたものである｡

俺はそんなＡさんに軽い憧れをずっと感じていたのである｡

ｴﾛい意味で｡

俺が働いていた環境では社内のﾈｯﾄﾜｰｸに｢共有ﾌｫﾙﾀﾞ｣ってのがあった｡

俺が制作した作品をそのﾌｫﾙﾀﾞに入れると､Ａさんがその作品をﾌｫﾙﾀﾞから取りだし毎月ｸﾗｲｱﾝﾄに納品するという流れになっていた｡

Ａさんは習い事をしていて比較的､早く帰る人だった｡

ただ俺が共有ﾌｫﾙﾀﾞにﾃﾞｰﾀｰを入れない限り､納品ができないＡさんは帰ることはできない｡

自慢じゃないが俺は納期を守らない男で有名だったから

締め切り日に定時近い時間になると､ｲﾗｲﾗしたＡさんから内線がかかってきて悲痛な声で叫ぶのである｡

｢りょうまくん～！！

“早く入れて～～～～”！！！！｣

Ａさんの､この絶叫を聞きたいがために

俺は毎月､せっせと納期を送らせていたのだった｡

あと忘れられない一言もあった｡

Ａさんが､段ﾎﾞｰﾙに入った重たい資料を抱えながら階段から下りてきて

よほど重たかったんだろうﾖﾛﾖﾛしながら俺の机の上に段ﾎﾞｰﾙ箱をﾊﾞﾝ！と置くと

真っ赤な顔でﾊｧﾊｧ息を乱しながら

｢りょうまくん

“ちょっと置かして”｣

本当にﾔﾊﾞかった｡

ｴﾛの無いとこでｴﾛを感じる｡

皆さんも職場で意識してみてはいかが？

結構､日常あちらこちらにｴﾛは転がっているものである｡