りょうまの北海道ﾁﾝ遊記① 熊と格闘した漁師

ってなわけで､今北海道にいるんやけど

北海道ﾚﾎﾟ､りょうまのﾁﾝ遊紀を書いていきます｡

※①で終わるかもしれません｡

さて今､俺は北海道でも札幌から車で8時間以上かかる昆布とﾎｯｹで有名なとこにいるんだが

昨晩は地元の鮭漁師達と酒を飲んでた｡

石油ｽﾄｰﾌﾞの上にﾔｶﾝが乗ってある飲み屋なんか久々やわい(o^^o)

まぁ漁師たちと俺心をくすぐる話を色々してたんだが

恐ろしいことに

この場にいる漁師のほとんどが『熊』に何度も遭遇したことがあるらしい｡

まぁ､鮭を食う熊からしたら､鮭漁師なんてﾗｲﾊﾞﾙ以外の何者でも無いだろう｡

｢遭遇したらやっぱり死んだふり？｣

って､聞くと､死んだふりはかえって危険だそうで

一番いいのが､｢熊から視線を外さず何もしないこと｣だそうだ｡

じっｰと動かず見てれば､熊も立ち去るんだって｡

ただ､そのうちの一人のAさん（推定70歳）が､月の輪熊と遭遇して格闘になったことがあるらしい｡

そして､格闘したすえ

月の輪熊に勝ったらしい｡

｢どうやって勝ったんですか？｣

Aさんはｼﾞｪｽﾁｬｰで､柔道の取っ組みあいのような動きをしながら｢熊がこｰきたから､あｰして､ﾜｼがこうしたら熊があｰして…｣ってやっとる｡

動きを察するに､

最終的に熊をｽﾘﾊﾟｰﾎｰﾙﾄﾞで倒したみたい｡

胡散臭いことこのうえないｼﾞｼﾞｲだが

腹筋がｷﾚるほど笑った｡

｢ﾋｸﾞﾏと格闘したら？｣

って聞いたら､Aさんは､

ｼﾞｪｽﾁｬｰで自分のｸﾋﾞを切る仕草をすると舌を出して白眼を向いた｡

ﾋｸﾞﾏはなんぼ頑張っても勝てないらしい｡

熊と何度も遭遇した漁師たちに｢怖くなかった？｣って聞いたら

｢ｸﾏよりうちのｶｱちゃんの方が怖い｣って､ﾆｶっと笑った｡

みんな､いい笑顔やねん(o^^o)

夜は早く､漁師達は､雪のふる暗い道を､上機嫌でちりぢり帰って行った｡

時間はまだ夜の九時半｡

二件目を探しに､歩きまわったが､

どこも閉まってた…

あああああ～ｽｽｷﾉ行きたい！！