居酒屋にいたセーラー服と超ミニスカート
昨晩は友人と飲んでいた。
入口がカウンターで、奥に行けばテーブルになっている隠れた名店。
最高に美味い酒と魚介類が格安で飲める居酒屋である。
そのお店に東京に住んでて大阪に仕事で来ていた友人Fとチビリ、チビリと熱燗をなめながら話をしていた。
「女と出会うならナンパだよ」とF。
彼は俺が知る限り稀代のナンパ師。
さほどイケメンというわけではないのだがとにかく口が上手くナンパの成功率は高い。
昔は素人もののAV監督をしていて、街で女に声をかけては
ギャラ3万円で交渉してハメ撮りをする(いわゆる企画モノAV)を世に送り出していた。
本当か嘘かわからないがナンパで4桁は女を食ってるという。
「女とヤリたきゃナンパしろよ、ナンパ!出会い系サイトなんかアホらしくなるぞ。」とF。
本来シャイで人見知り気質な俺はナンパなんて当然できるはずもなく
出会い系サイトでさえもさほど「出会い」として活用できていないほどなのである。
「ナンパしてフラれることを想像するだけで傷付いてしまうではないか」
500人声かけて、1人付いて来たら成功と言われるナンパで
俺は499人にフラれた後にチンコ勃てるほどメンタルは強くない。
「大丈夫フラれないような相手に声かけたら大丈夫だから」
「そんな必勝法なんかあるの?」
…ってな話をしながら酒を飲んでいたのだが
急に周りの席で他の客がざわつき始めたのである。
何事かと後ろを振り返ると俺は口に含んだ日本酒を噴霧しそうになった。
カウンターのお客さんがトイレに入ろうとしていた。
そのお客さんの姿がすごいのである。
セーラー服のミニスカート。
この姿だけで居酒屋とは超ミスマッチである。
そして、何よりこのミニスカートのエロさたるやハンパなく、
おしりから見ると、わかめちゃんよろしく、イチゴのパンツがしっかり見えているのである。
そして店内がざわついた最大の理由は
そのエロいセーラー服を着ている人物が
オッサンだったからである。
もう、ハゲ散らかした初老のオッサン。
見たら石になるんじゃないかと思えるくらい衝撃的に汚い。
世の中の色々なモノを見てきた友人のFも
「こ、これは…」と唾を飲み込んだ。
女装家をこれまで見てきたが、
あそこまでのヨゴレは“逸品”らしい。
彼女(おっちゃん)がトイレから出てくると、入口のカウンター席に1人で座った。
周りの客から向けられる好奇と嫌悪の視線。
学生風の男はわざわざ席を立って見に行き「ウゲー」と舌を出して笑いながら戻ってきた。
人の持って生まれた外見と性趣向を嘲笑わうのはゲスだと思う。
ただ俺も気になるので何となくそのオッサンセーラー服を視界に入れていた。
「見て欲しくない!」「だけでも見て欲しい!」
他人から嘲笑われ好奇の視線が恥ずかしい。
だけでも誰かに見てもらいたい気持ちが止まらない。
心が揺れ動くように彼も生ビール片手にメトロノームのように身体を左右に動かしていた。
出会いの最大のメリットとは何かを考えた時
セックスもおおいに結構なのだが、
やっぱり「自分の知らない世界を知る」ことだと思う。
昔からそうなのだが何となく思考や行動が頭で想像できる人には、まったく興味がわかない。
その逆に思考や行動が「なぜなんだ?」と思う人、
自分の知らない世界を経験してる人には近づきたくなるのである。
今、俺の席の近くに最高の大好物が座っている。
そのオッサンに聞きたい事柄が山ほどあるのである。
こんなチャンスは滅多に無いと思い、酔いが回ってたこともあってFの制止を振り切り、
俺はカウンターに座る彼女(オッチャン)に声をかけたのである。
俺は笑顔で
「もし、良かったら一緒に飲みません?」
おっちゃんは振り返ると
満面の笑みを浮かべて
「いや、ちょっと勘弁してください」
フラれた。
ド変態にフラれた(-_-)
その様子を見てFは腹を抱えて大爆笑。
こんな気持ちになるから
絶対にナンパしないと誓った夜であった。
コメント
2014/02/12 14:59
2. こんにちは。
そのオッサン見てみたかった(笑)
返コメ
2014/02/12 14:43
1. 笑
まさかのオジ様にフラれると
泣けてきますねww
返コメ