愛する人の一言で人生が変わった男の残酷物語(´Д` )
S君という同級生は中学の時はめちゃくちゃ明るくて面白い子だった。
一度、その子と一緒に漫才をやったことがあって、全校生徒を大爆笑の渦に巻きこんだのは、俺の人生思い出ベスト10に入るほどである。
さて、そのS君が、ある日を境に、
「根暗人間」になってしまった。
無口と言うより、
ほとんど人とは話さなくなり、
あれほど明るかった表情もまるで別人のように憂いのある表情に変わっていた。
運動神経も抜群だったのに、バスケ部も辞めて、家で一人ギターばっかり弾いていた。
一体、S君に何があったのか。
本人は何も言わないし、S君が変わってしまった理由は誰もわからなかった。
そして忘れもしない夏休み。
俺は遂にS君が変わってしまった
衝撃的な理由を入手してしまった。
Sくんは当時、小学生の頃からずっと片思いをしていた女子がいた。
彼女が好きで、好きで、仕方がなかったS君。
ある日、その片思い中の彼女がこんな事を言った。
「私、スナフキンみたいな男が好き」
その発言を聞いたS君は
「スナフキンになろう!」と決意したのであった。
彼女に好かれたい一心で、今までの自分を全て捨てて“スナフキン”になりきったのである
言葉は残酷なのだ。
愛する人の何気ない一言で人の人生を変えてしまうのだから。
ただ彼のミスは決して、
スナフキン=根暗
ではないはずなのに。
…と今にして思う。
彼は恋を実らすこともなく、キャラを変えたスナフキンのまま、大人になっていった…
社会人となったS君は仕事で九州に行くことになり、俺もしばらく疎遠だったのだが
先日、10年ぶりくらいに、大阪に戻ったS君と再開することになった。
久々のSくんは、相変わらず無口だったが
中年太りで、
スナフキンと言うより
ムーミンになっていた。
言葉よりも
時は残酷だなと思った。
“僕のものではないよ。だけど、僕が見てる間は、僕のものなのかもね”byスナフキン。
これをスナフキンから言われて股を開かない女はいるか?
スナフキン=ヤリチン野郎
が正解だったのかもしれない。
コメント
2014/03/09 12:45
1.
深い…
…>_<…
返コメ