日本に生まれて本当に良かったなぁって心から思う時がある。




「食」「文化」「社会」


どれをとっても日本は最高だと俺は思う。







とりわけ俺が「本当に日本人で良かった･･･」と心から実感したのは20歳になったばかりの成人式の頃だった。





日本では大人と認められる通過儀礼は「成人式」が一般的である。






ただ、世界各国を見ると大人への通過儀礼は様々なイベントがある。





有名なところでは「バンジージャンプ」がそうだろうか。





「バンジージャンプ」の起源は


ニューヘブリディーズ諸島にあるペンテコスト島で行われていた通過儀礼「ナゴール」が始まりとされている。





勇気を出して高いところから飛び降り「ナゴール」を成功することが成人の証となるのである。




他の国にもある。



エチオピアでは数頭の牛の上を歩く成人の儀式「牛飛びの儀式」




一体、牛の上を歩いて


何がどう成人なのかさっぱり理解できない。






ブラジルの原住民の成人の儀は長さ３cmの虫を手袋に縫いこんでそれを手に装着して踊り明かすらしい。


この時に虫が手を刺すのだがその激痛に耐えてこそ成人の証となる。




これは、ただの


テンションの高いドＭの証である。




マサイ族の若者は生きたヤギを抱えたまま1人でサバンナに出かけて、そのヤギを餌にライオンを仕留めると立派な成人の証となる。





立派な成人とうより、




立派な超人である。






もう、これだけを聞くだけで２０歳を超えた男性諸君は日本人で良かったと思うだろう？





まだまだ、ありまんがな、すごい通過儀礼が。







今までの話が霞むほどの、衝撃的な通過儀礼があるって話を成人式の前日に親戚の伯父に聞かされた時は正直、全身の毛穴が開くほどショックを受けた。





太平洋の赤道の南に位置する大小様々な島を含めた地域を「メラネシア」と呼ぶ。





メラネシアの島々に住む部族の間には、

少年を一人前の男にするための通過儀礼として、





少年の体内に






成年男子の精液を注入する風習があったそうである。








赤ちゃんが母親のミルク（母乳）を飲んで育つように、


少年はオトナの男のミルク（精液）を飲むことで成長して


逞しい男らしい体つきになり、



チンコも大きくなると信じられていた。






ああああああ！

なんでどの国も男ってバカなんだろうか。






この部族では、精液は少年の体内で自然に生成される物質ではなく、オトナの男から少年に伝達する必要があると考えられていたのである。





その理屈で言うたら、女とセックスして中出ししたら、女にもチンコが生えるんやないか？と思わんかったんかいな(´Д` )





精液伝達の方法は、様々で



ニューギニア高地に住むサンビア族の場合は



フェラチオでひたすら精子を少年に飲ませる。






ニューギニア南西部沿岸地域に住むマリンド・アニム族の場合は


アナル・セックスでひたすら体内に射精する。







そんな中でも特に精液注入に熱心なキマム族は通過儀礼の期間中、少年たちは「男の家」で夜毎、




７人から８人の男たちに代わる代わるアナルを犯されて精液を注入され続けたそうである。




キマム族よ…


「男の家」ってネーミングももうちょっと何んとかならんかったんかよ。






この場合、精液の提供者になるのは、


少年のおじ（母親の兄弟）や義兄（姉の夫）が中心で、ヤカイ族では、少年とこのような精液提供者のコンビを、





「尻穴親子」



と呼んだそうである。





このワクワクでは「穴兄弟」は、たくさんいるとは思うけど、



さすがに「尻穴親子」まではいないだろ？


（いないと言っておくれ・・・）





ちなみに成人式の前日に、俺に世界の通過儀礼の話を身ぶり手ぶりで話してたのは、母親の弟である。





つまりこの場所がメラネシアなら




俺と彼（伯父）は、その日のうちに「尻穴親子」になっているのである。






夢中で話している脂ギッシュなテカテカの伯父を見ながらこいつと「尻穴親子」かと思うと








一生、子どものままでいいと思った。





本当に日本で生まれて良かったと思う。