「風俗は仲間でワイワイと行くもの」


実はこういう男性は多い。





風俗みたいなもんは、普通は男が夜な夜なお金を握りしめてコソコソと一人で行くものだと思うでしょ？





意外と一人で行く人は少ないと思う。




俺も風俗は滅多に行かないんだけど、行くとするならば飲んだ後に仲間と大勢で行くのが好き。




何が好きかというと、



風俗で事を終えた後に仲間たちとする報告会なのである。





「若くてかわいい子とシッポリとプレイしました」って話を聞いても正直、報告会では何の反応も無い。






やはり盛り上がるのは、




「いかに酷いのと対峙したのか」という話である。





いわゆる専門用語で「地雷を踏んだ」というのだが





仲間と風俗に行くのは「地雷を踏んだ話」を聞いてゲラゲラ爆笑しながら酒を飲む。





これが仲間と行く風俗遊びの醍醐味なのだと俺は思う。








ぶっちゃけそりゃあ風俗にはそれなりにいい娘が来て欲しいけど、




実際に可愛い子が来ても後の報告会を思うとネタ的には「あちゃ～」ってなる時あるもん。




結局、そのお店はみんな文句の付けどころのない嬢ばかりで報告会が盛り上がらず



「やっぱ「優良店」はアカンな」みたいなトンチンカンな話をする。







だからあえて報告会を楽しむがために妖怪みたいな嬢が多く在籍されていると言われる谷町○丁目にあるとある激安風俗店に仲間と行ったことがあるが、





そこはあまりのクオリティの酷さに






逆に報告会がお通夜になってしまった。




難しい話である。





女子はどうなんだろう？






以前に、俺は主婦だけの女子会ってのにオブザーバーで参加させてもらったことがある。





はっきり言ってエロトークは男性よりも格段に上っす。女子会は。



昼間のカラオケで酒が入ってないのにコレか・・・って度肝を抜かれた。






ただ、ちょっと腑に落ちないところもあったわけである。






主婦たちは彼氏自慢やら、セフレ自慢とかするわけ。




写メとか見せあいつつ、どこどこでイケメンにナンパされてヤった話とか飛びだすの。

もちろんmixiや出会い系サイトでヤリまっくた話とかもしてて




「ヤダかっこいい～」




「○○ちゃんののセフレもいいやん」



「昼間だけ会って３発もイクんでしょ？イケメンの年下はいいよね～」





相手の男を称えながらキャッキャッキャ猥談してるわけですよ。






本当か？と俺は思う。



本当に求めてるのは






「２６歳ジャニーズ系の大学生です！」


ってプロフに釣られて



実際に現れた男は





「小沢一郎」みたいな男で




でも押しに負けて、小沢一郎と３発やってしまったって話を聞いて、ゲラゲラ笑いたいんじゃないのか？女子も。







男は仮に男子会なるもので美人とセックスしたって話を聞いても何もおもしろくないもんな。






ワクワクでも日記に書いてる人がいると思うけど




「こんなカワイイ女性とデートしてヤレました」




んな話は（ちょっと羨ましいだけで）どうでもいのだ。








俺たち男が聞きたい話は出会いでの「失敗談」なのである。







ワクワクのたかしちゃんのように





待ち合わせして現れた女が「琴光喜」だったって話を聞いてゲラゲラ笑う。




これが男と男が真摯に向き合う正しい在り方なのではないかと俺は思うのだ。






かくいう俺も、日記には色々と書いてきたが



内田有紀に似てる女と会うことになって実際に現れたのは




「内田」は「内田」でも








「内田裕也」似の方だったり、









昼間に巫女さんのアルバイトをしている女子大生が夜になると「夜の巫女さん」になるという「巫女抱き」で有名な村に行ったら、






現れたのが







巫女の恰好をした








北島三郎（ババア）だったり・・・







なぁ、みんなメシウマやろ？




きっと男性諸君が聞きたい話はこういうことやんな？








俺が今まで聞いてきた最強の「地雷」話がある。




某雑誌で風俗ライターをやっていた友人Hである。





広告媒体での風俗ライターなので基本的にはいいお嬢さんとばかりプレイしてるんだけど



彼も男のわびさびを知ってるので、そんな野暮な話を俺たちにはしない。




まぁ、地雷話を惜しげもなく披露してくれてゲラゲラ笑わせてもらってる。



だけど一つだけ笑うに笑えない話があるのである。






Hくんがまだ風俗紙ではない別の媒体で新人ライターをしていた頃に


とある人物に御誘いを受けて「乱交パーティー」に参加することになった。





金持ちばかりが現れる会員制の乱交パーティーだって言うからH君は、大いに期待した。





「もしかして売れないグラビアアイドルとか女優の卵とかいるのかな…」






彼は胸と股間を躍らせて高級ホテルだか高級マンションだかの最上階に入った。




仕事で約束の時間に遅れてきたから大丈夫かな？と思ってたら





「もう始まってるよ、どうぞ」


黒服に案内されて怪しい真っ赤な照明に照らされたプールのような大きなバスルームの中に入った。





そこでHくんが見たのは






グラビアアイドルや女優なんてとんでもない話で







全裸の「老女」20人くらい、若い男性３人で乱交をしていたというのだ。







「言っとくけど熟女じゃないで、ほとんど老女やで？」とHは顔を真っ青にして話す。








「俺がその乱交を唖然として見てたら、老女達の塊の隙間から死人のような目をした若い男と目が合って・・・



一瞬、目が合ったその男が俺の方に助けを求めるように手を伸ばしてきたんやけど、また手が塊の中に消えていってん…」




「そしたらババァが俺を見るなり全裸で「おいで～、おいで～」言いながら何人かに足捕まれて…」



本当に恐ろしい話である。




最終的には何とか体よく逃げ出したと語るH君だが




「昔の巻き物で見る「地獄絵図」そのままやったわ！！」って震えながら語る。





その話が本当なのかはわからないが、この話が本当だとしたら



彼はきっとその場から逃げ出せてはいなかったんだろうな・・・





H君の話はさすがにまったく笑えない報告会であった。





もし出会いに関する笑える「地雷話」があれば、男女問わず、コメなり日記なりでよろしくお願いします(^^)