まず俺はロリコンではないということを前提に読んでいただきたい。






夏に家族を連れて屋内プールに行ってきた。





流れるプールや人工波のあるプールで遊んでたんだがウォータースライダーでどうしても遊びたくなった。






大きな浮き輪に乗って特大のグルグル回る長い滑り台みたいなやつである。






オッサンになっても楽しいものは楽しいのである。







だけど人気のあるアトラクションだけに階段に行列ができている。



俺はその列に並んでいた１人であった。






俺の前には小学生っぽい女子グループ６人が並んでいた。




キャッキャキャッキャと非常にうるさい。






みんな小学生らしく浮き輪を片手にカラフルなワンピースの水着を着ている。






しかしその中の一人の女の子だけ異彩を放っていた。







１人だけサーフパンツに長袖の白いラッシュガード。







屋内プールなのに長袖のラッシュガード。


周りの友達はみんなカラフルなワンピースなのに…






理由は明白であった。







小学生ながらおっぱいが超大きいのである。





いや、おっぱいだけではない。








やはり成長って個体差があるんだと思うが




他の子より身長も頭一つ大きく手足が長い。


小学生にして女として身体ができあがっていたである。







しかも特筆するところは、身体だけではなく顔もできあがっていて




これがまた色白の美形なのである。






色白でおっぱいが大きく美形のモデル体型。






だけど髪型から仕草や声だけは子どもだからかなりの違和感があった。





俺が彼女なら「いえーい！！」って派手なビキニを着てアピールすることだが





すごく地味な長袖のラッシュガードを着こんで腕組みでずーっと胸を隠していた。






この頃の年ごろって身体の発育が逆にコンプレックスになったりするんでしょうか？






あとグループの会話を聞いてると、


その巨乳小学生は仲間達からの「イジられキャラ」





ものすごく寂しい目を時折していたのが印象的であった。




プールなのに笑顔が無い小学生。







もう、俺はそこから彼女が気になって気になって仕方が無かった。

※上述したように俺はロリコンではありませんよ！！





とにかく彼女は目立つので何気なく目で追ってると





仲間がその場に捨てたアイスの袋を拾い、他の関係のないゴミまで拾うと、黙って何も言わずそのゴミをゴミ箱に捨てに行ってた。









色白でおっぱいが大きく美形のモデル体型で性格も良い。





これはとんでもない逸材を俺は発見してしまった。


※ロリコンじゃねーよ！！






しばらくすると他の仲間たちがビーチバレーを始めた。




しかし巨乳小学生だけは座って見てるだけ。






恐らく大きな胸が揺れるからだと思う。




身体を隠すように体育座りをして仲間たちの遊びを見ていた。




笑顔もなくものすごく寂しそうな目で。







１人だけ大人のような小学生―



きっと学校でも仲間外れにされたりしてるんだろうか。



悩んでいるんやろうなぁっと思った。







俺も子どもの頃は本当に色んなことを考えていた子どもであった。




何年間も原因不明の偏頭痛が続き嘔吐を繰り返していたのである。



病院に行けば極度のストレスというわけのわからない診断結果。





その時の感覚を表現すると




真っ暗闇のカバンの中に押し込められて

その中でモゾモゾともがいている気分。




この真っ暗な空間から出して欲しい。


でも不思議と出るのが怖くてここから出たくない気もする。






俺は誰かに教えて欲しかった。




今もがいてる暗闇から出れば何があるのか・・・。




俺には何があるのか、誰かに教えて欲しかったのである。






俺は冗談ではなく今でも本気で考えてる。



小学生や中学生に向けたメッセージは出せないものか、


俺が誰かに教えて欲しかったことについて何か表現ができないものか。



ずっと考えてる。




ものすごく話が脱線したけど巨乳小学生の話に戻す。





元気のない彼女に何かメッセージは伝えられないものだろうか。





とはいえ、こんなオッサンがいきなり目の前に現れてもﾄﾞﾝ引きされるだけである





見た目は大人とはいえ、中身は子ども。




まだメルヘンの世界の中に生きているはずである。







例えば彼女がプールの中に一人でいる時に



俺が水中にもぐって姿を見せないようにする。




そして俺が水の中でありったけの空気を吐く。




水面は俺が吐いた空気でボコボコと泡立つ。





その泡の中から俺がゆっくりと姿を現す。





驚いた彼女は声も出せない。




そしてありったけの甲高い声を出して―








「やぁ！こんにちわプールの妖精だよ」











プールの妖精（俺）は続ける。






「大丈夫さ。今は悲しくても




３年後には







君のおっぱいの前に










すべての男がひれ伏すから」







こうすれば彼女は俺のメッセージを受け入れてくれるだろうか。



んなことを考えてると、ふと周りを見て俺は驚愕してしまった。








彼女を気にしていたのは俺だけではなかった。






周りにいる他のオッサン達もじーっと彼女を観察していたのである。










（このロリコン野郎ども！！！）



無性に怒りが込みあげてきた。







彼女は小学生にしてその発育しすぎた容姿から、どこに行っても大人の男達からの好奇なエロ目線を浴び続けてきたのである。







大人の女でもアレな人を除いては男からのエロ目線は嫌悪感でいっぱいになるらしい。






大人でさえ精神的にこたえるんだから



幼い女の子がそんな大人の男からのエロ視線に正気でいられるはずがない。






男からの視線を避けるためにラッシュガードを着て体を隠すが


それでも男からのエロ視線を一心に浴びているのである。






そら、気持ち悪くてプールなのに笑顔が無くなるわ。





俺は心から彼女を不憫に思った。。





あれから家に帰り色々と考えさせてもらったが





もしかして






彼女にとって俺もその気持ち悪い視線のひとつだったかもしれないと気づいたのは

あれから２週間経った頃であった。