もしあなたが俺と出会い、俺に触れれば






きっと全身に電流が走ったような感覚に陥ると思う










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ワイめちゃめちゃ静電気体質ですねん。








特にこの時期になるとバチバチですねん。








本当にこれだけは困ったもんで、ドアノブや金属触るのが怖いのなんのって…





この静電気体質は小学校低学年くらいから感じていて、






昔流行ってた遊びがあって、紙を小さく切って二つ折にしたのを机の上に置いて




手のひらで自分の頬をパシパシ叩いて静電気を発生させた手を紙に向けてパタって倒す遊び。





普通はパタって倒れるレベルなんだけど







俺は周りが引くくらい紙を飛ばしてたから。











本気出したら少年ジャンプくらい飛ばせるんじゃないかって本気で思ってた。（試してないけど）







それが中学、高校と成長するにつれさらに静電気が強くなり、





本気出したら100㎏の柔道部くらいは飛ばせるんじゃないかと思った（試してないけど）




年々、静電気が強くなっていくから





このまま40歳くらいになったら






俺はバビル2世になってしまうんじゃないかと本気で心配した。






幸いバビル2世にはならなかったけど





コンビニでお釣りをもらう時に「バチ」っとなって
若いバイトの女の子に「アン！」って声をあげさせたのは数知れず。






もうセルフのガソリンスタンドなんか行った日には




黒い膨らみのある「静電気除去シート」を、


オッパイみたいに揉みまくるから。


もう愛撫ですよ。






日常生活で静電気予防でいいのが、地面を触って電気を放出させるってのがあるんだけど




一時期それをやりすぎて生活の習慣みたいになってしまって





何かアクションを起こすたびに、クラウチングスタートのポーズをする、

ただただ頭の悪い体育会系のオッサンみたいになってて我ながら非常に気持ちが悪かった。







これほど辛い静電気なんだけど俺はある発見をした。






もう30年くらいずーーーと静電気を身にまとってると色々理解することもある。







どうやら静電気は血液の流れと呼吸に大きく関係しているようで


電気はモゾモゾというかムズムズというか軽くしびれてるような感覚で



今右側に電気が溜まっているとか左側に溜まってるとかそんな風に、体内のどこに電気が溜まってるのか何となく把握できるようになってきたのである。






で、こないだ実験的にやってみたのだがすごく表現は難しいのだけど




左手に溜まっていた電気を血液と呼吸のタイミングで右手に移動させることに成功したのでる。






「俺、体内で電気を自在に操れるやん！！」







俺はさらに進化して、手のひらに留まっていたモゾモゾした感覚（電気）を




胸、そしてお腹あたりまで感覚的に下げることができたのである。




そこから移動の壁があるんだけど、訓練しだいでは、まだまだお腹よりも下に電気を移動させることができそうなのである。








ってなわけで












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