中学3年生の時に、隣町のものすごく悪くて喧嘩が強くて有名な奴が




俺をボコボコにしたい！



って吹聴してると風の噂で聞いて





当時は毎日、ガクガクブルブル怯えていて


自分の体を守るために空手でも習おうとか思った。







あれから25年。









最近聞いたんだけど




友人の一人で筋肉ムキムキ元自衛隊員のガチホモのＯ君が





俺をヒーヒー言わせたい！


って吹聴してると聞いて










ほんと、


久しぶりに恐怖に震えてます。










とりあえずケツの穴だけは死守するため



寝技最強のグレイシー柔術でも習おうかなと思ってます。









今日は飲み会でしてＭさんという女性と飲み交わしました。





このＭさんは32歳のスレンダーな女性。



Ｍさんは既婚者だけど彼女がいる。





“彼女”である。




Ｍさんはレズビアンであった。










俺はオカマやゲイを笑いのネタにすることはよくあるが最近、よく遊ぶ友達はオカマが多い。






なのでオカマやゲイには一般の人よりも偏見がないと思う。（…とはいえ差別意識がゼロではない俺もいる、子供にはオカマになって欲しくないとか思う）







「同性愛」と一言で言っても色々考えることもあって、例えばニューハーフは生物学上は男だけど中身は女なんだから




同性の男を愛してもこれは同性愛ではないんじゃないかと思う。





女（オカマ）が男を好きだという、ごくごくありふ
れた節理である。







一方、自分を男（あるいは女）として認識して、それでも同性が好きなのは、これはまぎれもなく「同性愛者」なんだろう。




元自衛隊員のＯ君や、Ｍさんなんかは「同性愛」である。






さてＭさんとの飲み会。





これまであまりレズビアンの人と話す機会もないので色々と聞いてみた。







元々はノンケであったＭさん。




レズに走った経緯は「男性からの裏切り」であったという。




今の亭主も含めてこれまで男から何度も裏切りにあった。




裏切りとは主に男の「浮気」、そして「暴力」である。






男から裏切られ、傷つき、行きついた先が「同性愛」だったそうだ。






男からの不信感からレズに走る人が実に多いんだそうだ。（自分のパートナーもそうらしい）







「女はすごくいいよ！男に比べて裏切ることはないから」

と女のＭさんが言う。








最初は同じ境遇の「男に裏切られた」という女同士で心の傷を舐めう関係だったのが






いつの間にか傷ではなく


クリを舐め合う関係になったんだという。





今は、なんでももっと早く女に走らなかったかと思うほど幸せなんだそうだ。






Ｍさんが彼女と一緒に映った写メを見せてもらった。






両方とも、これがいい女なのだ。





俺の脳裏には「もったいない」という言葉しか浮かばなかった。






Ｍさんは「私の周りの女にも、絶対にいいから女に走りなさいって勧めてる」という。





正直、余計なことをするな！と思った。





時間は20時から飲み始め23時半を超えた。





これが普通の女性なら「電車のある時間に帰らせますかいな！」と下心スイッチが入るのだが




いかんせんレズビアンと聞いてるだけに下心スイッチは発動せず終電の時間で解散となった。






初めて会って飲んだだけに






「女と具体的にどんなセックスをしているのか？女同士のセックスのゴールはどこ？」


という個人的に興味のある踏み込んだ話はできなかった、またの機会の時にでも聞きたいと思う。







男性諸君よ。



Ｍさんの証言を聞く限り






男の裏切りを起因にして「レズ」は増えているそうなのだ。





それは俺たち男が“性（さが）”を剥き出しにしてターゲット（女）を求めれば求めるほど



そのターゲットが失われていくという悲しい悪循環が起こってしまっている可能性があるのだ。








そして女にも言いたい。





君たち女が俺たち男を相手にしてくれなくなった結果、










俺は元自衛隊員のＯ君にヒーヒー言わされることになるかもしれない。