某所のショッピングセンターでものすごく可愛い女の子を見た時の話である。






その美人を見かけた時、ちょうど仲の良い友人3人と一緒にいたので俺は慌てて友人に呼び掛けた。







「おい、ちょあれ見てみ！めっちゃ可愛くない？」







「本当だ！すげーかわいい！！石原さとみそっくりだね」






「ほんまやなー言われてみれば石原さとみそっくりや！！」







あまりにも石原さとみにそっくりなのでずーっと見てたら















石原さとみ本人だった。






案の定、他にも気付いた人もいて

ちょっとしたパニックになっていた。






お前らに言うとくけど、生の石原さとみはめちゃくちゃかわいいぞ！





石原さとみを見た俺たちは興奮で顔を紅潮させていた。











「おい。もし石原さとみとヤレるんやったらお前らなんぼ出す？」






男が3人以上集まるとたいていこういう話になる。






10万！！




15万！！



20万！！



・・・・・



石原さとみとのセックスの値段がどんどん上がっていく








結局、最終的に





2億4200万円を出すと言った俺が石原さとみを落とす権利を獲得した。




言うだけはタダなので。








さて、そんな男ならみんなが大好き石原さとみの話をしたのだが、ふと俺は「美人」や「可愛い」ということについて考えてみた。







この｢美人」や「可愛い」というのに基準はあるのだろうか、美人とは非常に主観的なものでありあやふやなものではないかと思うのだ。






実は世界でも美人の基準は異なる。




見ていて面白かった実験がある。





1枚の写真を使った実験なのだが



その写真には太った女性がビキニ姿で映っている。




その写真を各国のクリエイターに渡して


「この写真を使って自分が美人だと思う女性」に加工してくださいと依頼した。





見事に国や民族によって美人の基準がバラバラだった。




ある国はガリガリレベルで細く加工したり



ある国はボンキュボンとワガママボディーにしたり



スペインなんか元のデブのままだし



肌の色も白かったり、小麦色だったり、黒かったり・・・





住んでる国や文化によって美人の基準がここまで違うか！と非常に興味深かった。







仮に貴兄の前に森三中の大島と石原さとみがいるとしよう。






どっちか一人好きな方を好きなようにしていいよと許可が出たらどうします？





ほぼ100％石原さとみに飛びかかると思う（まぁ鈴木おさむのような特異な男もいるが）






なぜ石原さとみなのか。



それは美人だから。





では我々男子はこの石原さとみが美人という基準をどこで判断したのだろうか。





例えば俺が産まれてからずーーと外からの情報を一切、遮断された洞窟か何かで生活をしてたとしよう。



そして急に洞窟から出れることになる。




そこに森山中の大島と石原さとみを目の前に出されたら・・・






果たして俺は石原さとみを選ぶのだろうか。




もしかしたら大島を選ぶのかもしれない。




大島はいい笑顔してるから。





そう考えると「美人」という基準はメディア等によって情報操作されて作り上げらたものではないかと思うのだ。







平安時代は「おかめ」みたいな下ぶくれたのっぺり顔が美人だった。



イカスミパスタで歯が真黒になった女を見たときは笑いが止まらなかったが


一昔前（明治時代末期）までは「お歯黒」という歯を黒く塗るのは美しいとされていた。




きっとその時代、その時代で美人という基準は作られていくのだ。






だから時代によっては逆転現象的に石原さとみより大島の方が可愛いと思える時代がいつか来るのかもしれない。



きっとイケメンもそうなのだと思う。






・・・・






そういうわけで皆さん。



毎日、鏡を見ながら社会の不条理を感じているそこのあなたに言う。







いつか





俺や貴女達の時代が来るのかもしれない。









ちなみに世界基準でみんなが大好きなのは笑顔。


赤ちゃんも写真を選択させたら美人、ブスは関係なく笑顔で写った人物の写真を選ぶんだって。




俺の時代が来るまで

常に笑ってはいたいと思う。