行きつけの飲み屋に現れた超ミニスカートのセーラ服
行きつけの飲み屋に、パンツが見えそうなほど超ミニスカートのセーラ服を着た
オッサンが来た。
水を打ったように静まり返る飲み屋。
オカマに見慣れてるはずの俺も思わず見入ってしまった。
ギャル風の化粧をしたりツインテールのヅラを被ったりなど、オカマにありがちなベタは女子高生風コスプレをしてるわけではない。
ハゲで無精ひげを生やした50代の小汚いオッサンの首から下が女子高生なのだ。
その違和感たるや
まるで人面犬である。
周りの客からの突き刺さるような好奇な視線を避けながらカウンター席に座るオッサン女子高生。
『芋焼酎ロックで』
変態のくせに渋いとこ行くじゃないか。
飲んでる間も、周りの視線をチラチラと気にしながら、モジモジと恥ずかしいそうに顔を赤らめながら飲んでいた。
恐らく女の子になりたいオッサンではなく、知らない人からの好奇な視線を快感に感じるタイプの変態である。
もしかしたから不快に感じた客もいたかもしれない。
カウンターに座ってスネ毛ボーボーの足を組んで座ってる間、スカートが短かすぎて、
ずっーーと、イチゴのパンツが見えてたから。
でもね、俺はいいと思うのだ。
この世知辛い世の中で自らを解放して生きるのは本当に難しい。
みんな色々なしがらみを抱えて、声に出したいことを抑えて無理に笑顔を作り、いつこの暗いトンネルを抜けるのか日々ため息をつきながら悶々と生きているのだ。
勉強も仕事も人付き合いも自分では器用な方だと思ってたのに
実は自己表現が下手で生きることに不器用な人は、俺も含めて実に多いと思っている。
自分を上手に解放できない不器用な人ほどやがて疲れ果て、身体が動かなくなるほど滅入ってしまったりするのだ。
このオッサンもそうなのかもしれない。
昼間は鬱屈した人生の中で必死に生きながら、夜は女子高生になって自らを解放している。
基本的には誰も傷つかない自己表現ならどんどんするべきだし大賛成だ。
そうすることで、明日もがんばろー!となれば、それはそれで良いことではないか。
一部、気味悪がって怒ってる酔っぱい客はいたが、俺はこの女子高生オッサンを許す。
ただ、一点だけ
オッサンだとわかっているのに、
無意識にイチゴのパンツに目が行ってしまう俺の男の性(サガ)が許せない。
イチゴのパンツを不本意に見てしう度に、コップ酒を一気飲みしたからベロベロになりました(*_*)
コメント
2017/05/28 13:02
4. 楽しい話ありがとう
返コメ
2017/05/28 13:00
3.
東京近郊だと有名な写真家のセーラー服おじさんがいますね(^q^)この方は脚がキレイです
返コメ
2017/05/28 12:02
2. スカートの裾…
胸部のふくらみ…
そこから目を離せない男の性(-_-;)。。
虚しいっすねー( ´Д`)y━・~~笑笑
返コメ
2017/05/28 12:02
1. なんだろ、
勇気もらった気がする~(*´ω`*)
取り敢えず、礼を言うわぁー。
あんがと~!
返コメ