小椋佳と谷村新司
どうしても気になったお話しします。
先日亡くなった谷村新司さんが1981年に作った「群青」という題名の曲があります。
谷村さんの曲の中でカラオケで歌われる人気の曲です。
その冒頭の歌詞に、
「空を染めてゆく この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる」
雪が海に積もるわけがないんだけどね。
私の好きな小椋佳が、1978年(79年かな)に封切られた、「残照」という三浦友和主演の映画の挿入歌として「ひたすらに」という作曲を提供してます。
俳優の滝田栄さんが歌ってるんだけど小椋佳が歌ってるのかと間違えるほどそっくりです。
この歌詞の初めは
「ひたすらに 夜を降りつづけて
そのまま海へ消えてしまう
かず限りない雪を
君は見たことがあるのか」
小椋佳らしい歌です。
自然な歌詞なんですね。
何が言いたいんだと言われそうだけど、つまり谷村さんは「ひたすらに」の歌詞からヒントを得て「群青」を作ったに相違ないと考えるんです。(中身は全く違います)
谷村さんは後に「残照」という歌も作詞作曲してるんだから尚更です。
以上、暇な老人の戯言でした。