放射線に関する情報
様々な単位が飛び交っているので、参考までに、ハイテク犯罪の手口研究(おかげさまでうちは放射線遮断対策はバッチリ!)から得た放射能に関する資料より、解説を書いておきます。
関西原子力懇談会からの資料より。
①放射能の単位
ベクレル:物質が放射線を出す能力を表す単位。
1ベクレルは1秒間に1個の原子核が崩壊すること。原子核が崩壊するときに放射線がでる。
②放射線の量に関する単位
グレイ(吸収線量):放射線のエネルギーが物質にどれだけ吸収されたかを表す単位。
1グレイとは、物質1㎏あたり1ジュールのエネルギー吸収があるときの線量で、1ジュールとは1㎏の物を1メートル持ち上げるエネルギー(仕事)のこと。
シーベルト(線量当量):人が放射線を浴びたときの影響の程度を表す単位。シーベルトはグレイに線質係数をかけたもの。線質係数とは、放射線の種類とそのエネルギーによって生じる人体への影響の違いを考慮するための係数。
③放射線の種類
アルファ線:ヘリウムの原子核が直接飛んで来ているもの。だから紙も透過しない。
ベータ線:電子
ガンマ線:電磁波 かなり透過力が高い
中性子線:中性子 強いとかなり危険
※参考データ①
通常の人体内にある放射性物質の量(体重60㎏の場合)
カリウム‐40:4000ベクレル
炭素‐14:2500ベクレル
ルビジウム‐87:500ベクレル
鉛・ポロニウム‐210:20ベクレル
※参考データ②
通常の状態での食品中のカリウム‐40の放射性物質存在量(1㎏あたり何ベクレルか)
牛乳:50
ビール:10
食パン:30
牛肉:100
ドライミルク:200
ほうれん草:200
牛肉:100
ドライミルク:200
ほうれん草:200
ポテトチップ:400
干こんぶ:2000
すべて1㎏あたりですのでご注意を!
我々はこんなにたくさん日常的に放射性物質を食べていたようです。
役所は公開しないで不安感を煽ってますが、200ベクレル程度の水で騒ぎ過ぎであると思われます。
コメント
2011/03/27 16:01
2. >さやかさん
お役に立てたら嬉しいです。
コメントありがとうございました。
返コメ
2011/03/27 10:27
1. 詳しく教えてくれてありがとう
ニュース見ても知識がないから政府の見解うのみにしてました!これでこれから状況がつかめます。世間にも正しい知識が広まればパニックしないのにね
返コメ