パンデミック
昨日、いつもの公園でランニングしてきた
小鳥はいつもの春と同じように、楽しそうにさえずっていた
植物はいつもの春と同じように、とりどりの花を咲かせていた
虫たちはいつもの春と同じように、あるものは花にたかり、あるものはその虫を補食していた
いつもの春と違うのは、そこに人間がいないこと
子供たちの笑い声
優しく見守る母親の笑顔
うららかな日を浴びながらゆっくりと散歩するお年寄り
それが一切ない
人にだけ猛威をふるうウイルス
高齢者や体の弱い人が次々に亡くなっている
俺は終末論者ではないし、妙な宗教を信仰しているわけではないが、
この状況を考えると、
人間を超越した何かが
世界のバランスをとるために
殖えすぎたヒトの数を減らすために
地球を破壊し続けるヒトの数を減らすために
手を下しているように感じてならない
この先に何が待っているのか
ヒトはこの状況から何を学び、世界をどう変えることができるのか
終息したら、何事もなかったようにいつもの日常が戻るのだろう
それでも
「コロナ後」の世界が少しでもよくなってほしい