エロ、馬鹿、長文駄文に注意
エゴ、キモ、厨二病、偏見にも
※苦手な人は本当にスルーでお願いしますm(__)m
【第三章】
玄関に立っていたのは、まぎれもなくま○だった。
「あ」
ま○も俺に気付いたようだ。
その瞬間、俺は鳥肌がたち体が震え始めた。
感激したからではない。
まるで犯罪を犯したかのような罪悪感に襲われたからだ。
俺は自分がとんでもない事をしてしまった事に気付いた。
どこからどう見ても俺はただのストーカーではないか。
今すぐそこから逃げ出したかった。
やはり来るべきではなかった。
後悔ばかりした。
再会の喜び等微塵も感じなかった。
ただ恐かった。
…
「久しぶり。」
ま○はそう言うと、俺を部屋の中へと案内してくれた。
その声、その姿、確かにま○だ。
何故写真の時に気付かなかったのかはよく分からない。
結局俺がま○の事をちゃんと見てなかったというのがおおよその事実だろう。
ただ、前と比べてま○が大人っぽくなっていたというのもまた事実だ。
髪は茶髪のロング、スレンダーさはそのまま、ちょっと眉毛が細くなっている気がした。
目元は以前より涼しげで、気後れしてしまう程美人になっていた。
…
部屋に案内されている間、俺は頭の中でひたすらま○に謝り続けていた。
キテゴメンナサイ、キテゴメンナサイ、キテゴメンナサイ
と。
…
部屋について俺はまず言った。
「よく俺だって分かったね。」
当時の俺は坊主で、帰省した際、待ち合わせ場所で両親にスルーされてしまう程人相が悪くなっていたからだ。
それに、先に同じ質問をされるのが恐かった。
「そりゃ分かりますよ。また来てくれてありがとう。でもヤクザさんみたいな頭ですねw」
ま○はそう言うと、その日初めて笑ってくれた。
よかった。
俺は少し安心した。
それに、昔とまったく変わらない笑顔が見れたことで、ようやく再会できた喜びを実感し始めた。
…
そして一年以上振りにサービスを受けた。
ま○は裸で仰向けの俺に重なり、
「ギュッてして。」
と言ってきた。どうやらま○はしばらく会わない内に、また技術を磨いてきたようだ。
そして俺がま○を抱きしめると、
「キスしてもいいですか?」
と聞いてくる。この言葉は以前からも言っていた言葉だが、日記には書き忘れていたものだ。
やはりま○は男のツボを完璧に掴んでいる。
俺は、以前と変わらずま○のサービスに酔いしれた。
恥ずかしがってみせるあの笑顔も以前のままだ。
ただ、ま○は時々疲れた顔も見せるようになっていた。
俺はその顔を見て悲しい想像をしてしまったが、深くは考えないように努めた。
そうして一回戦目はあっという間に終わった。
…
一回戦後の休憩中、ま○はこの一年間について話してくれた。
亀戸で働いていた事
学校の最後の課題が忙しくなったため、住んでる所に近いこの店に先月移ってきた事などを。
どうして連絡くれなかったの?
そんな事は口が裂けても聞けはしなかった。
…
「2回目する?」
十分ほど休憩した頃、ま○が聞いてきた。
俺はいいやと言い断った。
とても出来そうにない。
「それじゃマッサージね。」
俺はそれもいいやと言った。
もう少し話をしたいと思ったから。
でもま○は言った。
「駄目。お金貰ってるんだから仕事しなきゃ。」
…
俺は忘れていた。
ま○は風俗嬢でこれは仕事…
彼女はプライドをもってこの仕事に取り組んでいるのだ。
いい客になろう…
俺はそう誓った。
そうすることが、俺がま○に対して出来る唯一の償いであり、唯一出来ることだと思ったから。
…
60分という時間はあっという間に過ぎていく。
残り5分を知らせるブザーが鳴った時、俺は一ヶ月遅れにま○の誕生日を祝った。
そして去年もメールで祝ったのだとも告げた。
ま○は、去年のその頃中国に帰っていた事を教えてくれた。
それに、また日本に来た時すぐに携帯を変え、メルアドも変わってしまったため、そのメールはみてないとの事だった。
俺は性懲りもせず新しいメルアドを聞いてしまった。
ま○は教えてくれた。
そして俺は自分のメルアドをもう一度ま○に教えた。
ま○と俺、同じ名前が入った、以前のままのメルアドを。
「変えてないんですね。」
ま○はそう言って少し笑った。
…
店を出た俺は、すぐにメールした。
再会出来て嬉しかった事。
突然きて申し訳なかった事。
もしよかったら、また指名してもいいか?といった事を。
返信はその日の夜にきた。
そこには、
また来てくれて嬉しかった事
これからもまた宜しくお願いしますといった事が丁寧に書かれていた。
―続く―
コメント
2010/05/12 6:21
1. 風俗してても心が綺麗な子がいるんだよね
続きは今日の夜くらいかな
待ってま~す
返コメ