汗だくになりながらこちらに背中を向け激しく上下に体を揺さぶり感じ喘いでいる娘を仰向けで眺めながら思う。


「こいつスケベな女だな」


暫く眺めていたら、突如焦った様子で体の向きを此方に向け膝立ちになり装備無しの元気なムスコを研究するかの様に眺め始めた。


「これもうイッちゃってない？先っちょ泡立ってない？これもうイッちゃってない？」


焦りながら聞いてくる。
泡は君のじゃないかな？


「…全然イッてないけど。」


冷静に伝え、目を覚ます。


入院の当日に何の夢だよ！と、久しぶりに朝、反り立っているのを感じて突っ込む。夢の中ではどっぷり突っ込んでいただけに？


これから抗がん剤治療を始めるだけに睾丸を刺激したのかな？


お後がよろしい様で。


きっと良い意味の夢なのだろう。であってほしい。


突然今降りだした強い雨が出かける時には止んでくれる事を祈り。