ようやく落ち着いてきたのでまた旅に出ました。
今回の目的地は北海道、寒い関東を抜け出して更に寒いところに行くという暴挙(笑)

今日は洞爺湖まで行きました。
以前に消防団の旅行で行ったことがあったのですがその時は昼食に立ち寄っただけでした。
とても良い場所だなぁと思ったので今回は泊まりで来てみました。

空港からバスに乗ればすぐに行けるのですが、
天邪鬼な私はそんなんじゃ面白くないと思ったのでローカル線と路線バスを乗り継ぎ7時間ほどかかりました。

この氷点下以下の中でこんな馬鹿なことをしているのはさすがに私ぐらいなものだろうと自虐していたのですが、
今回はなんと意外な同行者達がいました。

それは海の向こうの方々です、特に中国人らしき人達が多いのには舌を巻きました。
それこそ最後に乗った路線バスはほぼ満席で9割は中国人でした。

私は彼らについてこれまで誤解をしてました、それこそ集団で大型のツアーバスでやってきて大騒ぎした後あっという間にその場を占領する…。
もちろんそういう旅行者もいるのでしょうがこのローカル旅で出会った方々は一生懸命慣れない日本語の案内を見て調べ、
時にはバスの運ちゃんに英語で聞きながら雪の中の大変な道中をそれなりに工夫しながらやってきた人達でした。
それも小学生くらいの子供達もたくさんいました。

それに比べて日本人旅行者の軟弱さたるや…。
寒いのダメ暑いのダメ遅いのダメ疲れるのダメ…、
今回の旅ではむしろ中国人旅行者の方にシンパシーを感じてしまった程です。
行儀もちゃんとしてましたしね。

洞爺湖に着いたのは夕方、丁度陽が落ちていく頃合いでとても良い雰囲気でした。
ホテルの温泉は湖が一望できて素晴らしかったです。
それなりに高いホテルなので夕食も豪華で数年ぶりに贅沢をしちゃいました。

ただ食べ過ぎたので食後は浴衣のままウォーキングに。
そして歩いて5分くらいのところにあったのはイルミネーション。
以前日記にも書きましたがさすがに有名な観光地だけあって規模は比較になりません。
男一人でしたが堪能してきました。
ちなみにここでもいるのは中国人の方々ばかり…。

それにしても洞爺湖は外国人、それも大半は中国人でした。
泊まったホテルは決して安いとは言えない部類なのですがそれでもすれ違うのはほぼほぼ中国人でした。
否が応でも国の勢いの差を感じさせられました。

ただ中国人の旅行者の方はみな素朴ですね。
日本の過疎地に住んでいてもなんの違和感もありません。
中国人の嫁さんも良いかもな…と思ってしまった初日でした。