【早いにも】早朝観光【ほどがある】
30代前半  千葉県
2018/08/30 18:01
【早いにも】早朝観光【ほどがある】
最果ての根室を後にして車を西へと走らせ、
弟子屈に着いたのはもう夕方の17:30となってしまいました。
この日の夜は久々のユースホステルです。

さすがは夏の北海道のユースホステルで人がいっぱいいました、大半は外国人の旅行者です。
隣のベッドにいた台湾人と少し話しましたがやっぱ母国語が違うと疲れちゃって長い時間話せませんね。

夕食の時には同じように日本人でひとり旅で来ているおっさんと女子大生と一緒のテーブルになってここまでの旅の情報交換をしていきました。

おっさんの方はバイクなのでどこでも好き勝手に行けるのですが女子大生の方(以下Nさん)は電車とバスのみで行けるところが限られているとのことだった。
もし良ければ明日の朝一緒に車で回らないかと誘うと喜んで応じてくれた。

ただここで問題なのが翌日の8:30には釧路に戻っていないとまずい予定なのだった。
Nさんの方も朝の内に回れるところは回って知床の方に移動すると言う。
なので早朝4時に出発しようと決めてその日は早めに就寝した。

ところが夜中の3時頃にそのNさんからラインが来て、
体調が良くなくてまだ寝られてないので申し訳ないが一緒に行くのを断らせてほしいとのことだった。
そう言われては仕方がないので分かりましたと返事をしてもう一眠りしようとするもこちらも眠れず。
なので諦めて予定より30分早い3:30に出発することにした。

最初に向かったのは神の子池と言う森に囲まれた小さな池なのだが青く光るとても神秘的な場所でした。
ここはNさんに聞くまでは知らなかった場所です。

閉口したのは道中の鹿の飛び出しの多さ。
前日根室からこっちに向かってくる時にも何頭かいたがとてもそんな比ではない、
5:30までのたった2時間で10回近く遭遇した。
おかげで常にハイビームで右手はクラクションに置きっぱなしというまるでヤンキーみたいな運転になってしまった。

神の子池に着いたのは4:20であたりは薄暗くて神秘的というよりは軽くホラーな雰囲気でした。
いつヒグマに襲われてもおかしくないなとヒヤヒヤしながら池まで歩く。

池に着いてすぐは良くわからなかったが4:30過ぎて日が上ってくるとようやくそれらしい青さが見えてきて少し神を感じられたところで次の場所に移動。

次は屈斜路湖畔にあるコタン温泉という無料の露天風呂。
すぐ目の前に湖が広がっている絶景の温泉です。
もしNさんがいたらここには寄らない予定でした。

5:30頃に着いて早速朝風呂を堪能する、ロケーションは抜群で湯加減も良くて最高のひとときでした。
前日に立ち寄った川湯温泉がph1.7という暴力的な泉質だったのでこれくらいがちょうどいい。
途中東京から車で来たという81歳のおじいさんが入ってきてここでもこれまでの旅の話題で盛り上がった、最近のご老人は本当に元気がありますな。

6:00まで楽しんでから最後は摩周湖へ。
日本一透明な湖とやらを見るべく30分ほど走らせるも現地は濃霧につき何も見えず…。
ここは通称「霧の摩周湖」と言われるくらいこういうことは良くあるんだそうです、
もっとも近年は温暖化やらの影響なのか霧の日の方が珍しくなったとユースの主人は言ってましたが。

そして残念ながらここで6:30となりタイムアウト、釧路に戻らなければなりません。
微妙な観光となってしまいましたがいつものことなので慣れっこです。

最後に私からのアドバイスとして皆さん観光は明るい時間に行きましょう笑
コメントする

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…