うちの親父は無口で怖かった〓
今となっては孫に対して溶けるような笑顔で接するが、今でもこの世の中で親父が一番怖いと脳の中の海馬に焼き付けられている。
そんな我が家だから当然クリスマスなどない
あんなのはアメリカ人がやるもので日本人はやらなくていいんだ、と無茶苦茶な理論だった。
でも毎年、なぜかうちの仏壇にはクリスマスの夜にはプレゼントが置かれていた。
僕たち兄弟三人はある年のクリスマスの夜、仏壇のある部屋の布団の中で今年もプレゼントあるかなとしゃべっていたら、兄貴が親父に、早く寝ろ
としばかれ 恐る恐る眼を閉じた…。
ドキドキ感で寝れず、数時間が経ったのだろう…。
ガタッ、バターン
とすごい音がしたので真ん中の兄貴がすぐに電気をつけた。
そこには親父が真っ赤のセーター(たぶんサンタを意識したのか…)を着て、町指定(サンタの白い袋のつもり?)のでっかいゴミ袋におもちゃを入れた親父が電気コードに引っ掛かり仏壇に倒れかかっていたのだった…。
親父は照れ臭そうに早く寝ろ
とまたどなり何事もなかったように部屋を後にした。
そんな親父も来年72歳だ。まだまだ元気です
コメント
2010/12/06 22:52
2. >林檎さん
昔麻生太郎先生が応援演説でラブホテルの忘れ物で一番多いのが入れ歯で、老人もまだまだ元気だって言ってました(笑)
返コメ
2010/12/06 14:25
1. 今の高齢者さん元気ですよ〓
プレゼントが仏壇て(笑)
返コメ